ハウスメーカーさんの定期点検があり、メーカーさんからも劣化部分を指摘されお手入れの必要性を聞かれていました。
しかし金額が高額だったため、今回相見積をとのことでご依頼を頂きました。
各箇所の劣化状況を見ていきます。
窯業系サイディングは現在国内の新築で最も使用されている建材です。
素地は繊維とセメントを固めた物で、湿気を吸収しやすい素材です。
そのままではすぐに劣化してしまうので、工場で生産時に表面を塗装しています。
その最初の塗装が紫外線の影響により、劣化します。
表面塗膜が劣化した最も分かりやすいサインが、外壁を触ったときに外壁色の粉が手に付着するチョーキング現象です。
粉っぽくなり外壁が湿気を吸収しやすい状態です。
チョーキングが発生している場合は早い目のお手入れが必要です。
雨の日に湿気を吸収⇒晴れた日に乾燥
を繰り返すと、外壁自体が変形を起こします。
特に写真のようなコーナー部の外壁が変形すると隙間が生じる事があります。
このような隙間はお家を守っていくうえで必ず障害になるので長期放置はできません。
シーリングはお家の中に湿気を入れない役割を果たします。
しかしゴムの様な素材の為、外気に晒されることにより表面が硬化してひび割れを起こしたり、隙間が生じます
先述したようにこのような劣化箇所は湿気の侵入経路になるので放置はできません。
記事内に記載されている金額は2024年09月02日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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