世の中には様々な商品が流通しています。皆様は「あんな会社がこんな商品を作っていたの!?」と驚いたことはないでしょうか。企業イメージとあまりにもかけ離れたものが実はその会社の歴史のある商品だったりすると驚きが増しますよね。先日、弊社に配送されてきた商品がまさにそれでした。
送られてきたのはサイディングボードの目地に充填するシーリング材の「さいでぃんクン+1」という商品です。特徴はカラーマスターを使用して多彩に着色できることで、色毎に在庫管理をする必要がないという大変便利な商品です。低モジュラスで接着力にも優れるので目地から剥離することも少なく、耐候性にも優れます。
さいでぃんクンのパッケージを観察してみましょう。裏面を見ると有効期限が分かります。6ヶ月以内に使わないとダメということですね。塗料にもシーリング材にも有効期限があることを覚えておきましょう。「その塗料(シーリング材)だったら倉庫に在庫がありますから今ならタダ同然でご提供できますよ」と言われた場合、使用期限がギリギリなのかもしれません。そのような場合は「施工前に材料を見せてもらえますか」と頼んでみましょう。何かと理由をつけて断ろうとした場合は、その会社はかなり怪しいかもしれません。
さいでぃんクンが梱包されていたダンボールです。商品名が書かれているだけで、何の変哲もないかと思いきや、ダンボールの右下に踊る見覚えのあるロゴとYOKOHAMAの文字… さいでぃんクンが公私ともどもお世話になっているタイヤで有名な横浜ゴムの製品だとは気付きませんでした。横浜ゴムが建材を作っていたとは以外でした。考えてみれば会社名に「ゴム」と入っているのだから、原料である石油化学と関連があるのは当然で、タイヤ以外にも石油を原料とした商品を製造していてもおかしくはありません。調べてみるとウェブサイトに『ハマタイトとは、横浜ゴムが製造・販売する接着剤、シーリング材、コーティング材の総称です。1963年にわが国で初めてポリサルファイド系シーリング材を国産化して以来、市場に愛され、信頼されるモノ作りを心掛けています。』と記されていました。ダンボールにもしっかりと「HAMATITE」と記されています。しかも初めて「初めてポリサルファイド系シーリング材(タイルや石目地、動きが少ないところ向き)を国産化」したという歴史ある会社だったのです。普段、見慣れているものでもよく見てみると意外な発見があるものです。
記事内に記載されている金額は2021年06月22日時点での費用となります。
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