窯業系サイディングや金属系サイディングにおいてタイルやレンガのデザインがされたものは非常に多いですよね。規則正しく積み上げられたように貼られた(デザインされた)もの、ずらして貼られたもの、ランダムに配置されたものなどさまざまなものがあります。本日は貼り方ごとの名称をご紹介します。
芋目地貼り(通し目地貼り)
「芋目地」と言われても何のことか想像できませんが、「通し目地」なら何となくわかるのではないでしょうか。長方形のタイルとタイルの間の隙間、目地が途中で折れることなく縦横とも一直線になる貼り方です。もっともオーソドックスな貼り方です。
馬乗り目地貼り
長方形のタイル(ブロック、レンガ)を半分ずらして積み上げていくのが馬乗り目地貼りです。ちょうど、タイルにタイルが馬乗りになったように見えるので、こう呼ばれています。こちらもオーソドックスであり、「千鳥」と呼ばれることもあります。安定感を感じられる貼り方です。
階段目地貼り
長方形のタイル(ブロック、レンガ)を少しずつ均等にずらして、何段も積み上げていき、目地を階段のようにデザインする貼り方です。あまり見かけることがありません。
ランダム貼り
タイルの大きさや縦横を気にせず、敷き詰めていく貼り方です。端や取り合いの処理が難しく、面倒になるため、タイルやブロック、レンガがこのように積み上げられたり、貼られたりすることはありません。このようなデザインになっているものは窯業系や金属系のサイディングがほとんどです。
網代貼り(やはず貼り)
長方形の長い辺に短い辺を合わせ、斜めにしてL字型で組んでいく方法です。こちらも端や取り合いの処理が難しく、面倒になるため、外壁などに使われることはありません。歩道などの平面にブロックを並べる時に採用されることの多い合わせ方です。
ガーデン網代貼り
長方形の長い辺に短い辺を合わせ、なおかつ半分の長さのタイルを組み合わせて、垂直、水平に合わせていくという張り方です。ガーデンというようにお庭にブロックなどを配置するときによく使われます。
結構、いろいろなパターンがあるものです。タイルやタイル調のサイディングが人気なのはこういった幾何学模様が美しいという理由もあるのでしょう。
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