築年数が経った瓦屋根のお家は、いつまでも美しく、安全に暮らせるようにメンテナンスが必要です。
しかし、いざメンテナンスが必要になった時、いつ、どのような方法で、どのくらいの費用がかかるのか、具体的な情報が分からず困っている方も多いのではないでしょうか。

□瓦屋根のメンテナンス｜いつやる？

瓦屋根は、適切なメンテナンスを行うことで、長持ちさせ、資産価値を維持することができます。
この記事では、瓦屋根のメンテナンスの必要性、タイミング、費用、具体的な修理方法について解説します。

1: 瓦屋根のメンテナンスが必要な理由
瓦屋根は、雨風や紫外線にさらされるため、経年劣化が避けられません。
適切なメンテナンスを行わなければ、雨漏りや瓦の破損、さらには家の構造部分の腐食につながる可能性があります。

2: 瓦屋根のメンテナンスのタイミング
瓦屋根のメンテナンスは、築年数や使用状況によって異なります。
目安としては、以下の通りです。

・築後10年
定期点検を実施し、劣化状況を確認する。

・築後20年
瓦のズレやヒビ、漆喰の剥がれなど、目に見える劣化症状があれば、修理を検討する。

・築後30年以上
瓦の交換や屋根全体の葺き替えを検討する。

3: 瓦屋根のメンテナンス費用
瓦屋根のメンテナンス費用は、劣化状況や修理方法によって大きく異なります。
一般的な修理方法と費用は以下の通りです。

・瓦の差し替え：5,000円/枚～

・漆喰の補修：3,000円/m～

・谷板金の交換：10,000円/m～

・棟の積み直し：15,000円/m～

□瓦屋根の劣化症状別メンテナンス方法と費用

瓦屋根の劣化症状別に、適切なメンテナンス方法と費用を具体的に解説します。

1: 瓦のズレ・ヒビ
瓦のズレやヒビは、台風や地震の影響で起こることが多いです。
瓦がズレたり、割れたりすると、隙間から雨水が侵入し、雨漏りの原因となります。
修理方法としては、瓦の差し替えが一般的です。
費用は、1枚あたり5,000円～です。

2: 漆喰の剥がれ
漆喰は、瓦を固定するための重要な役割を果たしています。
漆喰が剥がれると、雨水が瓦の下に侵入しやすくなり、雨漏りの原因となります。
修理方法としては、漆喰の補修が一般的です。
費用は、1㎡あたり3,000円～です。

3: 谷のサビ・穴あき
谷板金は、屋根の傾斜が変わる部分に設置され、雨水を雨樋にスムーズに流す役割をしています。
谷板金がサビたり、穴が開いたりすると、雨水が侵入し、雨漏りの原因となります。
修理方法としては、谷板金の交換が一般的です。
費用は、1㎡あたり10,000円～です。

4: 本棟・隅棟の崩れ
本棟や隅棟は、屋根の最も高い部分に設置され、屋根全体の強度を支える役割をしています。
本棟や隅棟が崩れると、雨水が侵入しやすくなり、雨漏りの原因となります。
修理方法としては、棟の積み直しが必要です。
費用は、1㎡あたり15,000円～です。

5: 色あせ
瓦は、紫外線の影響で色あせてしまうことがあります。
色あせは、見た目の問題だけでなく、瓦の劣化につながる可能性があります。
修理方法としては、瓦の交換が一般的です。
費用は、1枚あたり5,000円～です。

□まとめ

瓦屋根は、適切なメンテナンスを行うことで、長持ちさせ、資産価値を維持することができます。
瓦のズレ・ヒビ、漆喰の剥がれ、谷のサビ・穴あき、本棟・隅棟の崩れ、色あせなど、それぞれの症状に対する適切な修理方法と費用を理解し、当社のような信頼できる業者に依頼することが大切です。

　記事内に記載されている金額は2024年08月04日時点での費用となります。
　街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
　外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。

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