幕板(まくいた)という言葉をご存じですか?幕板という言葉をご存じなくても、住宅の外観ですぐわかる位置にある部材です。今回は、幕板とメンテナンスについて簡単に解説いたします。
幕板(まくいた)とは、外壁の1階と2階の間や、ベランダなどについている板状の装飾材・化粧材のことです。帯板(おびいた)ともいわれます(デザインによって、縦に付けられている場合もあります)。幕板を付ける理由の一つには、建物の見栄えであったり、飾り(アクセント)として、デザイン的な目的と、サイディングや外壁材の色分け・異なる基材を区分けするセパレーションカラーや、それに伴う目地隠しの役割にも使用されます。
年数が経過した幕板(まくいた)や帯板(おびいた)は、
塗膜が剥がれたり
欠けたりして見栄えが悪くなってきます。外壁材と異なる素材の場合、耐用年数の違いから
幕板だけ劣化が目立つようになります。幕板は、外壁材の上から張り付けているため、
幕板の厚さの分だけ外壁より
出ています。外壁から伝った雨水は、
幕板上部で溜まってしまうため、シーリング材の劣化や塗装が剥がれてくると裏面に
水分が侵入したり、幕板自体が
水分を吸収しやすくなります。水分を吸収・乾燥を繰り返すことで劣化が進み、膨張や割れ・剥がれ等に繋がります。
幕板(まくいた)や帯板(おびいた)の
状態によりメンテナンス方法が異なります。また、外壁塗装などのメンテナンス時に併せて行われることも多いため、それにあわせて最適な幕板のメンテナンス方法をご提案します。具体的には「
塗装」や「
幕板カバー工法」、「
幕板交換」があります。
外壁塗装など、メンテナンスの場合は
足場仮設が必要となります。近い将来修繕が必要な部分は、
併せて工事することで足場の有効活用になります。
例えば・・
「
外壁塗装」と「
屋根塗装」を
一緒に行った場合、別々に工事やメンテナンスををした場合と比べると
「15万円~25万円」も
お得になります。大切なお金を捻出されるのですから、少しでもお得に、そのぶん性能の
良い部材や
塗料を使用することで次のメンテナンスまでの期間を長くすることが可能です。
記事内に記載されている金額は2022年03月07日時点での費用となります。
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