千葉県長生郡で以前、雨漏れ調査をいたしましたお客様です。雨漏れ補修は順調に進み、今回は軒天塗装、部分塗装、コーキング工事を行います。
軒天の塗装を行います。既存の軒天はケイカル板に塗装が施してありました。これまでに一度、リフォーム工事をしているそうです。お住まいの築年数から考えると、当時の軒裏天井は化粧ベニヤが主流でした。この化粧ベニヤ、経年劣化で表面から剥がれてくる現象が出てきます。ベニヤは薄い板をボンドで接着し、経年劣化により分離して剥がれてきます。お客様のお住まいは既にケイカル板にリフォームされていますので、簡単なケレンと塗装工事で仕上げることが可能です。
部分塗装工事でシャッターボックスの塗装もしました。お客様のお住まいは海からほど近く、少々塩害を受けています。やはりケレン作業を施し、錆等を落とします。ここできっちりと作業しなければ、塗装を施しても数年後に塗料の膨らみや剥がれが生じます。塗装工事は塗装後に綺麗になるのは当たり前です。年数が経つにつれ、上手な塗装業者とダメな塗装業者との差がでてきます。初めての方だと分かりずらいとは思いますが、下地処理の大切さが分かる業者をお選びになった方が良いでしょう。
外壁はサイディング仕上げになっていました。こちらも一度、外壁塗装を行い、メンテナンスをしてあります。お客様のお宅は3年ほど前に外壁塗装を施しているため、まだメンテナンスの必要はありません。しかし、コーキングの方はそうもいきません。傷んでいるところを打ち替えていきます。コーキングの耐用年数は物にもよりますが5~7年とも言われていますので、外壁塗装と同時期に施工しましても経年劣化の過程が異なってしまいます。弊社ではこういったお悩みを解決するため、外壁塗装を行う場合、塗料と同等の耐用年数を持つコーキングをご提案させていただいております。
記事内に記載されている金額は2021年05月27日時点での費用となります。
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