前回のセメント瓦の塗装時期、タイミングでは、劣化による塗装の時期をお話ししましたが、今回は実際の塗装についてです。 そのまえに、最近お客様からセメント瓦ってなに?コンクリート瓦とスレート瓦との違いは?というご質問をいただきましたのでご説明します。 セメント瓦には以下のような種類があります。 ■プレスセメント瓦(厚形スレート) セメントに砂や繊維を混ぜて加圧成形 ■施釉(せゆう)セメント瓦 陶器瓦に使う釉薬で表面処理をしたプレスセメント瓦 ■コンクリート瓦 セメント量が少ない硬練りのモルタル(水分2~8%)を押し出成形 形状には陶器瓦と同じ和形と洋風の平形のものがあります。 さて、セメント瓦は塗料を吸ってしまうので、下塗りを2回行ってから中塗りと上塗りを行います。 高圧洗浄すると塗膜が全て剥がれて真っ白になってしまう状態の場合、普通にシーラーで下塗りしても吸い込まれてしまい、きちんと下地ができません。
その場合は水谷ペイントのパワーシーラーⅡや、スラリー強化プライマーなどでしっかりした下地を作ってから、本塗に入ります。 下塗り
中塗り
仕上げ塗り完了
新築時の艶、光沢を取り戻しました。
記事内に記載されている金額は2017年06月23日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。