千代田区秋葉原にて行った鉄骨階段塗装工事の様子や金額をご紹介しております。
工事のきっかけは「自社店舗に設置されている鉄骨階段の塗装に数か所擦れや剥がれが生じており見栄えが悪くなっている為、修繕を検討している」とご相談をいただきました。
現地調査
先ずは、状況の確認にお伺い致しました。
正確なお見積りの作成を行うには、現地の状況確認が欠かせません。たとえ、同じ作業内容だとしても下地の状況や作業環境により金額が異なりますので事前調査にお伺いしております。
店舗は2階建てとなっており、メンテナンスを検討している鉄骨階段は1階から2階のフロアへのアクセスに使用されておりました。
室内に設置されていた為、紫外線等の自然環境による劣化は見られませんでしたが人の行き来がある箇所なので、手摺りには塗装の擦れや剥がれが多く見られました。
鉄骨階段は鉄製なので塗装により表面保護が行われております。塗装が剥がれてしまうと鉄に錆を発生させ劣化を進行させてしまいますので定期的なメンテナンスが欠かせません。
鉄骨階段塗装工事
ケレン等下処理
先ずは下地処理を行います。下地処理とは名前の通り下地の状態を整える作業となります。
下地処理はケレンとも呼ばれ、下地の清掃や旧塗膜の撤去を指しケレンを行うことで下地の汚れを落とし塗料が付着しやすい状態を作ります。下地処理をしっかりと行うことで塗り直した際の塗料の持ちにも影響してきますので塗装を行う際に重要な工程となります。下地の状態によりケレンで使用する道具も変わりますので状況に応じて道具の選定を行います。
中塗り・上塗り
使用塗料はエスケー化研が出しているワンツーマイルドになります。
こちらの塗料は錆止めの機能を兼ね備えた塗料なので、鉄部塗り替えの際に下塗りがいらず通常3工程の塗装が2工程で行なえます。工程の簡略化により施工期間の短縮にも繋がります。下地の状況によっては錆止めの塗布が推奨されますので状況に応じた対応が必要になります。
色は既存色に近い72-50Pをお選び頂きました。
使用塗料がワンツーマイルドになりますので、下塗りの工程が無く中塗り・上塗りの2工程での仕上がりとなります。
塗装工事は基本的に下塗りから上塗りまでの計3回塗りで仕上げを行います。2層目の中塗りでは、塗装面の凹凸を平らにしたり仕上げ塗料の吸い込みを防止することで上塗りの仕上がりを綺麗にする事が出来ます。上塗りの工程では、中塗りと同様にワンツーマイルドを使用し塗装を行います。3回塗りを行うことで塗膜の耐久性を確保し仕上がりにムラが出にくくなります。塗装を重ねる際には、塗り重ねを行う面の塗装がしっかりと乾燥してから塗る必要がありますので、塗装の工程の間には乾燥時間を設ける必要があります。
下塗り不要なワンツーマイルドですが、既存塗膜が剥がれてしまっている箇所は錆止め塗料(下塗り)の工程が必要となりますので状況に応じて判断が必要になります。
塗装完了
塗装工事が完了となりました。今回の塗装工事は、営業時間帯は利用頻度の高い鉄骨階段でしたので営業時間終了後2日間に分けて作業を実施致しました。
店舗の営業に支障を与えずに施工が完了となり、お客様にも仕上がり、対応ともにご満足いただくことができました。
今回の鉄骨階段塗装工事の費用は、税込み150,000円にて承りました。使用塗料や塗面積によっても金額は異なりますので詳しくはお問い合わせ下さい。
私達「街の外壁塗装やさん」では、外壁以外にも建物に付随する箇所の塗装や補修を承っております。お困りごとやご不安な部分がありましたらお気軽にご相談下さい。
記事内に記載されている金額は2023年10月27日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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