富津市笹毛にお住いのお客様は、外溝の塀に白く硬い塊が出来てしまいお困りになっていました。原因や対応についてお聞きしたいとの事で、私たち街の外壁塗装やさんにお問合せを頂きました。
以前、塀を塗装してくれた業者さんにも問い合わせたようですが、「塗料のせいではない」と言われ、取り次いでくれなかったそうです。
ご自身で撤去する事も試みたそうですが、せっかく塗装して綺麗になったのを台無しにするのは良くないと、ご相談をして頂きました。まずは現状を把握するために、現地調査にお伺いしました。
調査して分かった事は、この症状はエフロレッセンスと言う現象です。特にセメント系の塀やブロックなどに現れる現象で、セメント系の中に含まれる水酸化カルシウムが溶けだして固まってしまっている状態です。ブロックなどは自体の密度が荒い為、雨水などを吸い込んでしまいます。雨水で溶けた水酸化カルシウムが表面に現れ、水分が蒸発し固着したのが
エフロレッセンスです。いろいろなプロセスはありますが、簡単に説明しますとカルシウムが固まったと考えて下さい。
人体などに影響はなく安心できますが、塀等の美観が損なわれてしまう為、余り良いものではありません。お客様のご自宅塀は下の擁壁部分を塗装してしまった為、水分の逃げ道が無くなり継ぎ目から現れてしまったのだと考えられます。
カルシウムですので酸系の洗浄剤で取り除くしかないのですが、建材や塗膜などに悪影響を及ぼす可能性がありますので、あまりお勧めはできません。水分の逃げ場を他に作るなどをしないと新たに発生する事となりますので、むやみに塗装をしないで、詳しい専門業者に相談することが重要です。
現在、私達、街の外壁塗装やさんでは、点検等でお伺いする際は、
新型コロナウィルスの予防対策として、マスクの着用・ソーシャルディスタンスを取り、安全に配慮しておりますので、安心してお問合せください。
記事内に記載されている金額は2022年01月11日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。