今回は大田区南蒲田にあるマンションに点検にいった様子をご紹介します！オーナー様曰く、共用部分の階段の錆が気になるとのことです。早速見ていきましょう。
マンションは築8年とのことで、全体的に見てもまだまだ綺麗な印象です。そんな中でも階段の錆が気になるとのことなので重点的に見ていきます。
まずは階段のステップ部分ですね。床面とその立ち上がり部分の目地周辺に若干塗膜の剥がれは見られますが、大きく問題があるような症状はありません。気になるとすれば滑り止めとして設置されている「ノンスリップ」が浮いたり曲がったりして歪んでいることでしょうか。また、少しずつ錆も発生しているようです。塗膜の剥がれや錆の症状としてはまだ小規模ですが、放置すれば大きな劣化につながることが十分に考えられます。不具合も初期のうちから解消してしまえば、必要最低限の工事ですみますから塗装によるメンテナンスの頃合いのようです。
続いて階段の外側の面も見ていきましょう。こちらも全体的には綺麗に見えますね。しかしよく見てみると、一部錆による腐食で塗膜が傷んでいる箇所がありました。錆は一度発生するとどんどん広がり、穴が空いてしまうまでにその範囲が大きくなってしまいます。それだけではなく、「もらい錆」といって、錆部分から雨水などが伝うことで別の箇所にも錆を引き起こすこともあるので、あっという間にその範囲が広がってしまうという特徴もあります。これは今のうちに対策をしておく必要がありそうです。
記事内に記載されている金額は2023年11月27日時点での費用となります。
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