アスベストと聞くと、健康問題としてよくニュースに取り上げられていたことを思い出します(>_<)
そのため非常にマイナスイメージを持たれている素材なのですが、建材に含まれていた大きな理由としては耐久性を向上させてくれるという特徴があったためです。
もちろんスレート屋根材にも使用されていましたが、後にアスベストを除いたノンアスベストの屋根材が登場しました。
今回はそんなノンアスベスト屋根材の通常とは異なるメンテナンスや問題点について見ていきます(^▽^)/
ノンアスベスト屋根材の特徴
ノンアスベスト屋根材は、アスベストを含まない素材で作られた屋根材のことです。
アスベストはかつて一般的に使用されていましたが、その健康被害が明らかになり、現在では使用が制限されています(-_-;)
そのため各メーカーから登場したのが、ノンアスベスト屋根材という訳です(^▽^)/
代表的なものとしては「パミール」や「コロニアルNEO」、「レサス」などが挙げられます(*^^)v
問題のあるノンアスベスト屋根材には塗装をしてはいけない?
しかし、これらの初期に販売されていたノンアスベスト屋根材には問題点が存在します。
それは、耐久性が不十分であることです(>_<)
冒頭でもアスベストは建材の耐久性を向上させるために使用されていたとご紹介しました。
そのアスベストを抜いて開発されたノンアスベスト屋根材ですが、初期の段階ではまだ従来のスレートと同様の耐久性を維持することができていなかったのです(-_-;)
施工してすぐなら何も問題は発生しないのですが、5~8年程が経過してくると次第にひび割れや剥離症状などが全面的に発生し始めてしまいます。
スレートは雨水や紫外線の影響で劣化しひび割れてしまいますが、定期的な塗装で表面の塗膜を新しくし、保護を行うことで長く使用することができる屋根材です。
しかし、問題となっているノンアスベスト屋根材は塗装をしても元々の耐久性が低いため、塗膜の保護とは関係なく割れてしまったり剥離してしまうのです(>_<)
塗装ができない……メンテナンスはどうすればいい?
葺き替え工事では既存の屋根材を撤去・処分することに費用が掛かるのですが、その金額にも実はアスベストの有無が関わっています。
アスベストを多く含んでいた以前のスレート材を処分する場合には、アスベストの飛散防止等の対策を行う必要がある為、ノンアスベスト屋根材よりもコストが掛かってしまうのです。
その点、ノンアスベスト屋根材は処分費が安いため、葺き替えてしまうという選択を取る方も多くいらっしゃいます(*^^*)
まとめ
私たち街の外壁塗装やさんでは、30坪ほどの戸建ての屋根で葺き替えを行う場合は150~200万が目安の価格となっております(*^^)v
また、耐久性の低さが問題となって以降に販売されている「コロニアルグラッサ」という名称のスレートは無機三層構造という特徴により長寿命となっていますので、塗装メンテナンスで維持していくことが可能です!
アスベストが含まれているかどうかの判断はもちろん、2023年10月より義務化された工事前のアスベスト調査を行う資格も保有しておりますので、ぜひご安心してご相談いただければと思います(^▽^)/
記事内に記載されている金額は2023年12月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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