海老名市下今泉のお住まいでソーラーパネルが設置されているスレート屋根の塗装メンテナンスを実施しました。片面は屋根材の劣化が見られたため金属屋根材の補修となりましたが、ソーラーパネルは撤去費用も掛かりますので雨漏りを起こしていないことを確認し屋根塗装メンテナンスを実施しました。
調査を行ったのは南面の1面にソーラーパネルが設置されているお住まいの
スレート屋根です。今までも塗装メンテナンスをされてきたようですが、北面のソーラーパネルがない面は屋根材の劣化と塗膜剥がれを起こしてしまっていました。塗膜剥がれが著しい部分に塗装を行っても再度剥がれる可能性もありますので、状態を見極めることが非常に重要です。
塗膜が剥がれた部分にコケや藻が繁殖している状態です。おそらく長年太陽光に晒されたことでスレート屋根材の寿命を迎えてしまったのでしょう。今回片面は金属屋根材での補修を実施し、ソーラーパネルが設置されている南面は塗装メンテナンスを実施しました。
ソーラーパネルが設置されている場合の選択肢は2つ、ソーラーパネルを撤去して塗装を行うか撤去せずに塗装を行うかです。ソーラーパネルがある部分に関しては太陽光に晒されないため比較的劣化が遅い傾向にあります。また撤去・再設置費用はかなりの費用が掛かるため、多くのケースで行う撤去せずに塗装メンテナンスを実施する運びとなりました。
北面の屋根です。こちらはスレート屋根同様横葺きの金属屋根材での補修です。現状では補修面とスレートとの色違いが目立ってしまいますが、ソーラーパネル面も同じブラックで塗装していきたいと思います。
まずは高圧洗浄で旧塗膜と汚れ・コケ・藻を綺麗に削り落としていきます。ソーラーパネルは繊細ですので高圧洗浄で表面を破損させる恐れもあります。必ずパネル上に乗らないよう、また洗浄をしないよう避けながら作業を進めていきます。
乾燥後は下塗りで密着力の向上と下地の塗料吸い込み止めを図ります。透明な塗料ですが、この作業が非常に大事です。特に劣化し塗膜剥がれを起こす可能性が高いため、より丁寧にムラなく下塗りを行っておく必要があります。
中塗りにはファインシリコンベスト(ブラック)を使用しました。住宅用スレート屋根材専用の弱溶剤塗料になります。防藻・防カビ性・耐久性に優れ長期間にわたって綺麗な状態を維持できるシリコン塗料です。こちらも丁寧に中塗り・上塗りを塗り重ねていきます。
屋根塗装工事が終了しました。今回はソーラーパネル下部のスレート屋根材の劣化に問題ないと判断し塗装を行いましたが、築年数の関係上次回はソーラーパネルを撤去してメンテナンスを行う必要が出てくるかもしれません。それまでの期間をできるだけ延ばすためにも、定期的な塗装メンテナンスは欠かせません。
ソーラーパネルが設置されている屋根の塗装メンテナンスを検討されている方、ソーラーパネルを撤去した場合の塗装費用が気になるという方はお気軽に私たち街の外壁塗装やさんにご相談ください。ドローンでの点検も承っておりますのでご安心ください。
記事内に記載されている金額は2021年06月24日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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