江戸川区西葛西の法人様より、5階の部屋にて天井からの雨漏りが発生している。原因箇所の特定をお願いしたい」とご相談をいただきました。
私達「街の外壁塗装やさん」では、塗装工事だけで無く外壁や屋根からの雨漏り補修にも幅広く対応しております。お困りの際には、お気軽にご相談をいただけますと幸いにございます。
散水検査
散水前
散水検査は有料の検査となりますので、税込み33,000円にてご契約をいただき検査を実施致しました。
先ずは、散水前の雨漏り箇所の状態確認を行ないました。しばらく晴れの日が続いていたこともあり、水分が乾いている状態でしたので赤外線カメラで確認しても大きな温度差は生じておりませんでした。雨漏りが発生していると、雨漏りにより浸入した水分が蒸発する際に気化熱により建材表面の温度を下げる為、温度差が生じ雨漏り発生の有無を確認することが出来ます。
室内側の雨水の出口付近には明り取りが設置されていたので、雨水の出口となっている箇所の直上にあたる明かり取りの周辺に散水を開始致しました。散水検査は、水を撒くスタッフと室内側で状況確認を行うスタッフの2人体制で行うことが基本になります。
立平葺きの屋根を開口して明かり取りが取り付けられており、明かり取りの四隅には鉄骨で枠組みが組まれておりました。屋根及び鉄骨周りは防水処理が行われておりましたが位置関係を考慮すると怪しい箇所になるため15~30程散水を行ない経過を観察しました。
水を撒き始めて20分程経過した際の、赤外線カメラの画像になります。散水前の画像と比べると、画像の中央付近で温度の低下が確認されました。こちらの温度の低下している箇所は、クロスが剥がれていたりフヤケている箇所になります。
散水した箇所との因果関係を考えると、明り取り付近の鉄骨の防水処理が劣化し雨水の浸入口となっている可能性が高い状態となります。その他の箇所にも散水を行ないましたが、室内に温度変化は確認されない状態でしたので今回の雨漏りの原因箇所は1箇所と言えます。
防水工事をご提案!
散水検査の結果をご報告し、雨漏りの改善には防水工事が必要と判断致しました。今回の雨漏りの要因は1箇所でしたが、将来的に同様の症状が発生してしまう可能性がある箇所が3箇所ありましたのでこちらも含めた防水工事のご提案となります。今回の防水工事の費用は、税込み250,000円にて行ないました。
記事内に記載されている金額は2024年05月03日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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