換気フードの下部には、長年の排気による油分やホコリが壁に付着し、黒ずみが目立つ状態でした。
これはモルタル外壁の凹凸が汚れを保持しやすいためで、外観の印象を大きく損ないます。
経年劣化により、外壁には表面的なクラック（ヘアークラック）が確認されました。
放置すると雨水が内部に浸入し、躯体の劣化を招く恐れがあるため、早めの補修と塗装が必要です。
建物と隣地との距離が近く、日光が届きにくい北面などでは、藻やカビの発生が進行していました。
モルタル外壁は吸水性があるため、湿気を含むとカビ・藻の温床になりやすいのです。
サイディングと比べて、モルタル外壁は表面に凹凸が多く、汚れや排気ガスなどの微粒子が付着しやすい性質があります。
洗浄だけでは取り除けないため、塗り替えによるリフレッシュが効果的です。
こちらのお住まいでは、色の塗り分けによって意匠性が高められていました。
塗装メンテナンスの際も、既存のカラーイメージを損なわず、再現する塗り替えが可能です。
記事内に記載されている金額は2025年08月03日時点での費用となります。
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