外壁タイルは高級感と耐久性を兼ね備えた外装材ですが、経年劣化や施工不良により、剥がれや浮き、亀裂が発生することがあります。
特に高所でのタイル剥離は、落下事故や第三者被害に直結する危険な症状です。
今回は、街の外壁塗装やさんが現地調査で遭遇した危険度の高い外壁タイルの劣化事例をご紹介します。
調査時の写真とともに、発生原因や必要なメンテナンスについて解説します。
外壁タイルと軒天の取合いの剥離

これはタイルの下地モルタルが剥離している可能性が高く、このまま放置するとタイルが落下する危険性があります。
隙間の幅が大きく、下地の黒い部分が見えている状態は、早急な補修が必要です。
外壁タイルの劣化による剥がれ・浮き

浮きタイルは軽く叩くと中が空洞になっていることがわかり、衝撃や振動で一気に剥がれ落ちる可能性があります。
特に建物の角やベランダ周りは雨水の浸入が多く、劣化が進行しやすい箇所です。
外壁タイルの亀裂と剥離

亀裂部分から雨水が入り込み、下地の鉄筋を錆びさせて膨張を招く「爆裂現象」が発生する危険もあります。
見た目だけでなく構造の安全性にも影響するため、早急な対応が必要です。
外壁タイルと軒天の取合いに生じた隙間

この隙間は雨水の浸入口となり、下地や構造材を腐食させる原因になります。
シーリングの劣化や下地モルタルの収縮・剥離が主な要因です。
外壁タイルの亀裂

クラックから浸水し、下地の劣化を加速させるため、補修または貼り替えが必要です。
外壁タイルのメンテナンス方法
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打診調査による浮き確認
専門の診断員がタイル表面を打診し、浮きや剥がれを特定します。 -
部分補修・貼り替え
剥離や浮きが確認された箇所は速やかに補修・交換します。 -
シーリング打ち替え
目地や取合い部分のシーリングを新しくすることで浸水を防ぎます。 -
定期点検
外壁タイルは見た目で異常がわかりにくいため、5〜10年ごとの点検がおすすめです。
まとめ
外壁タイルは美観性・耐久性に優れた外装材ですが、剥離や亀裂は安全面で大きなリスクを伴います。
今回の現地調査では、放置すれば落下事故の危険がある事例が複数確認されました。
街の外壁塗装やさんでは、外壁タイルの定期点検から補修・貼り替えまで対応可能です。
**「外壁タイルにひびや浮きがある」「軒天との隙間が広がっている」**といった症状が見られたら、早めにご相談ください。
安全と美観を長く保つために、計画的なメンテナンスを行いましょう。
記事内に記載されている金額は2025年08月14日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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