塗料の艶とは、塗装した時の表面の光沢のことを指します。
塗料に光が当たり、一部が反射されます。
このとき、この反射の度合いで艶の種類が複数あります。
塗料の艶には大きく分けて5種類あります。
・艶あり:光沢が強く、表面がツルピカな状態。高級感や新品感を出すことができますが、場所によっては光の反射のしすぎてで品が無いようにも見えます。
・7分艶:艶ありから少し光沢が落ちるくらいの状態です。そこまで光沢は強くもなく、マットな質感でもないです。比較的見た目の上ではバランスが良いでしょう。
・5分艶:7分艶から更に艶を落とした状態。ここが一番中間になります。
・3分艶:光沢がかなり少なく、マットな質感に近いです。落ち着いた印象を与えるので、カフェなどで選ばれることがあります。
・艶消し:光沢がほとんどなく、かなりマットな仕上がりになります。洋風建築と相性が良く、近年見た目を重視する流行からか人気が高まってきています。
塗料の艶にこれだけ種類があるとそれぞれにちゃんとメリット・デメリットが存在します。
ポイントとしては大きく2点で、光沢と汚れにくさです。
光沢はもちろん艶有りの方が強く、艶消しの方が弱いです。
汚れにくさは艶有のほうが汚れにくく、艶消しの方が汚れやすいです。
これは艶有塗料の方が塗料の分子が細かくなり、より緻密な塗膜を形成するので汚れにくくなります。
しかし艶消し塗料はそれに反して塗料の分子が大きいので、汚れやすいというのがあります。
先ほども少しお伝えしましたが、なぜ最近艶消し塗料が流行っているのか?について少し解説します。
艶消しの流行ってる最大の理由はその見た目にあるでしょう。
艶が無いので、かなりおしゃれで落ち着いた雰囲気を演出することができるのが最大の要因です。
実は従来の弱溶剤の艶消し塗料と言うのは3分艶までしか落とせませんでした。
更に耐久性も悪く、お家の塗装に使うにはとても難しいものがありました。
しかし、研究・開発が進み完全なつや消し塗料が開発され、耐久性も十分なものとなりました。
当店でも使用しているお勧めの塗料があるので後ほど紹介します。
当店でも最近艶消し塗料の工事のお問合せを非常に多くいただいております。
そこで当店から艶消し塗料のお勧めを2つほどご提案させていただきます。

1つ目は日本ペイントさんから販売されている「パーフェクトトゥルーマット」です。「真のつや消し水性塗料」として販売されたこちらの塗料は、「奥艶」と呼ばれるわずかな艶も出さない本当の艶消し塗料になります。更にラジカル制御技術も備えているので、紫外線による劣化がしにくく、そのおしゃれな外観を長く維持することができます。
※画像はこちらより引用しています。

2つ目は同じく日本ペイントさんから販売されている「ファインパーフェクトトゥルーマット」です。先ほどのパーフェクトトゥルーマットの弱溶剤版になります。一般的に水性より弱溶剤の方が耐久性が高いですが、臭いが少し強いので気になる方は水性を選ばれても良いです。
※画像はこちらより引用しています。
今回はおしゃれで落ち着いた見た目を演出できる艶消し塗料について解説しました。
汚れにくさと見た目をどのバランスで取るかが難しいところですが、そこはお家の専門家である我々にお任せください。
お客様の疑問・お悩み事に全部お応えいたします。
お見積りは完全無料で、お見積書をお渡しするときはかならずご対面で詳細な説明をさせて頂きます。
お得なキャンペーンも多数ございますので、まずは気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2025年03月28日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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