
今回の工事を担当させていただいたのは、弊社代表の富野誠です。
塗装業界での実務経験は15年以上を数え、現場で培ってきた確かな技術と知識でお客様の住まいを守ってきました。
国家資格である「1級塗装技能士」を保有しており、塗装に関する高度な知識と技能が国に認められた証です。
「お客様の大切な住まいだからこそ、ごまかしのない仕事を」
をモットーに、 誠実な対応と明るい人柄でお客様から多くのご好評をいただいております。
工事に関するどんな小さなご質問にも、丁寧にお答えいたしますので、ご安心してお任せください。
今回の現場は、益城郡益城町にある建坪45坪のお住まいです。
外壁は窯業系サイディングボードで、付帯部には雨樋、破風板、軒天井、換気扇フード、水切り、庇、屋根板金があります。
ご相談のきっかけは、地震の揺れで外壁にひび割れが入ってしまったことでした。
以前弊社で塗装を担当させていただいたお姉さまからのご紹介で、「ヒビを治してほしい」とお問い合わせをいただきました。
現場調査で軒天井を確認すると、4か所に腐っている部分がありました。
そのほかにも、シミや色褪せが見られる状態でした。腐食した部分は、塗装だけでは元に戻すことができません。
そこで、傷んだ部分を新しい材料に張り替えたうえで、軒天井全体を塗装することになりました。
ここまでの付帯部塗装では、地震で割れてずれた竪樋を交換した雨樋、屋根板金の釘を打ち直した破風板をご紹介してきました。
今回の軒天井も、塗装の前にひと手間かけた付帯部です。
軒天井とは、屋根が外壁より外側に張り出した部分(軒)を、下から見上げたときに見える天井部分のことです。
「軒天(のきてん)」や「軒裏(のきうら)」とも呼ばれます。
軒天井には、主に次のような役割があります。
・屋根の裏側を覆い、雨水や風が屋根裏に吹き込むのを防ぐ
・隣家などで火災が起きた際に、火が屋根裏へ回るのを防ぐ(防火材が使われている場合)
・屋根の骨組みを隠し、軒下の見た目を整える
家の外から見上げたときに目に入る部分なので、外観の印象にも関わっています。
軒天井のシミは、雨水が入り込んでいるサインであることがあります。
屋根や外壁との境目などから雨水がしみ込むと、軒天井の材料が水を含み、やがて腐食や剥がれにつながります。
腐食が進んだ軒天井をそのままにしておくと、穴があいて雨風や小動物が屋根裏に入り込んだり、屋根の骨組みまで傷めてしまったりするおそれがあります。
シミや色褪せの段階で塗装し、腐食した部分は早めに張り替えることが大切です。
軒天井は高い位置にあるため、塗装や張り替えには足場が必要です。
外壁塗装で足場を組むタイミングに一緒に工事をすれば、あらためて足場を組む費用がかかりません。
また、外壁がきれいに塗り替わると、シミや色褪せが残った軒天井はかえって目立ってしまいます。
外壁と同時に整えることで、家全体の仕上がりがそろいます。
軒天井の工事は、「腐食した部分の張り替え」→「下塗り」→「上塗り」という流れで進めていきました。

まずは、腐ってしまっていた4か所の軒天井を新しいものに交換しました。

交換には、大きな石膏ボードを1枚現場に持ち込み、それぞれの箇所に合わせて現地で採寸・加工して使っています。
腐食していた4か所は、場所によって大きさや形がそれぞれ異なります。
あらかじめ決まった寸法の材料を用意するのではなく、現地で一つひとつ寸法を測って切り出すことで、どの箇所にもぴったりと納まるように仕上げました。

こうした張り替えの作業は、塗装の職人であっても、現場の状況に合わせて柔軟に対応できるかどうかが問われる部分です。
傷んだ部分をきちんと直してから塗装することで、見た目だけでなく、軒天井本来の役割もしっかり取り戻すことができます。

軒天井は軒の下にあり、外壁や屋根に比べて紫外線の影響を受けにくい場所です。
そのため、基本的には下塗りを入れなくても問題ないことが多い部分です。
ただし、劣化が大きい場合は下塗りを入れることがあります。今回の軒天井はシミや色褪せなどの劣化が激しかったため、仕上げの塗装の前に下塗りも行いました。
下塗りを入れることで、傷んだ表面を整え、上塗りの塗料がしっかり密着する状態をつくることができます。
とはいえ、下塗りで対応できるのは、あくまで塗装で直せる範囲の劣化に限られます。
今回の4か所のように腐ってしまっている部分は、下塗りをしても意味がありません。
だからこそ、腐食した部分は先に張り替え、塗装で直せる部分には下塗りを入れるという、劣化の状態に合わせた使い分けが大切なのです。

下塗りの後は、いよいよ仕上げの上塗りです。
軒天井の上塗りには、日本ペイント社の「水性ケンエース」を使用しました。
水性ケンエースは、水性反応硬化形のエマルション塗料です。
メーカーが挙げている主な特長は、次のとおりです。
・環境に配慮した、多機能タイプの水性つや消し塗料
・内装・外装のさまざまな部位に塗装できる
・ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆を取得している
・不燃・準不燃・難燃材料の防火材料認定を取得している

今回、雨樋や破風板など付帯部のほとんどには外壁と同じ無機塗料を使っていますが、軒天井にはこの水性ケンエースを選んでいます。
軒天井は軒の下にあり、外壁や屋根に比べて直射日光や雨を受けにくい場所です。
一般的に、軒天井にはこうした環境に合ったつや消しの塗料がよく使われ、落ち着いた仕上がりになります。
また、軒天井には防火の役割を持つ材料が使われることも多いため、防火材料の認定を受けた塗料を使えることも安心につながります。

軒天井を部分的に張り替えると、新しい部分と既存の部分で、表面の状態や色味に違いが出ます。
軒天井全体を塗装することで、張り替えた部分と既存の部分の差が目立ちにくくなり、軒天井全体が統一された仕上がりになります。
シミや色褪せが見られた既存部分も、塗装によって一緒にきれいに整えました。
今回のお客様は、以前弊社で塗装を担当させていただいたお姉さまからのご紹介でした。
お姉さまの“お墨付き”もあり、現場調査の後すぐにご契約いただいた、信頼からはじまった工事です。
弊社では、必要な工事は「必要」、必要のない工事は「必要ない」とはっきりお伝えするようにしています。
腐食してしまった軒天井は、塗装だけでは直せません。
だからこそ、傷んだ部分はきちんと張り替えてから塗装するという、本当に必要な工事を行いました。
工事を終えたお客様からは、「説明がわかりやすく、安心できた」とのお声をいただきました。
外壁の色についても大絶賛いただいています。
普段は見上げることの少ない軒天井まで含めて家全体を整えられたことで、ご紹介くださったお姉さまの信頼にも、少しでもお応えできたのではないかと感じています。
塗装前の軒天井は、4か所に腐っている部分があり、そのほかにもシミや色褪せが見られる状態でした。
見上げるたびに、傷みが気になってしまう軒下です。
工事後の軒天井は、腐食していた4か所が新しい石膏ボードに張り替えられ、全体が水性ケンエースで塗装されたことで、シミや色褪せも見えなくなりました。
生まれ変わった外壁とともに、軒下まで清潔感のある印象に整っています。
腐食していた部分を張り替えたことで、穴やすき間から雨風が屋根裏に入り込む心配がなくなりました。
さらに塗装で表面を保護したことで、軒天井の材料が水分や汚れの影響を受けにくくなっています。
軒天井は直射日光や雨を受けにくい場所ですが、外壁塗装のタイミングにあわせて状態を確認し、シミや傷みがあれば早めに手を入れることが大切です。
シミは雨水が入り込んでいるサインであることもあるため、普段から軒下を見上げて、変化がないかを気にかけておくと安心です。
次回は、付帯部塗装の続きとして、別の箇所の塗装の様子をお届けします。
今回の現場では、雨樋、破風板、軒天井のほかにも、換気扇フード、水切り、庇、屋根板金を塗装しました。
小さな部材だからこそ、仕上がりの丁寧さが家全体の印象を左右します。
外壁と同じ無機塗料で仕上げた付帯部のこだわりを、ぜひ次回の記事でもご覧ください。
今回は、益城町の外壁塗装工事で行った軒天井塗装の様子をご紹介しました。
軒天井は、屋根の裏側を覆って雨風の吹き込みを防ぎ、軒下の見た目を整える大切な付帯部です。
今回の現場では、4か所に腐食があり、シミや色褪せも見られる状態でした。
腐食した4か所は、大きな石膏ボードを1枚持ち込んで現地で採寸・加工し、ぴったり納まるように張り替えました。
劣化が激しかったため下塗りも入れたうえで、防火材料の認定も受けた水性つや消し塗料「水性ケンエース」で軒天井全体を仕上げ、張り替えた部分と既存部分をなじませています。
益城町で
「軒天井のシミや剥がれが気になる」
「腐ってしまった部分も一緒に直してほしい」
という方は、外壁塗装とあわせてお気軽にご相談ください。
街の外壁塗装やさん熊本店が選ばれる理由
◎ 地域密着7年、施工実績10,000棟以上
◎ 一級塗装技能士を含む自社職人が施工
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熊本県内(熊本市中央区・東区・西区・南区・北区、合志市、菊陽町、益城町ほか全域)での塗装工事は、地域密着の私たちにご相談ください。
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記事内に記載されている金額は2026年11月06日時点での費用となります。
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