日本における新築住宅の多くは木材を主に使用されて建築されているので湿度が天敵になり、
湿気が高いと木材が腐ったりもするので、リシン仕上げは相性が良いのです。
また、価格もほかの仕上げ材に比べて安いため多くの新築住宅に使われています。
リシン仕上げは比較的安価なアクリル樹脂が使用される場合が多いため、耐久性が高くありません。
また、モルタル自身が収縮に対応できないこともあるため地震の際に壁がひび割れを起こすことがあります。
定期的に塗装によるメンテナンスが必要となります。
表面の菌や汚れに関しては高圧洗浄機を持っていれば定期的に洗い流すことでメンテナンスすることができます。
使用する塗料は日本ペイントの「アンダーフィラー弾性エクセル」で、ひび割れに強い塗料になります。
塗料が乾燥してできる塗膜が下地を保護するのですがこれをなるべく分厚く作りたいため、穴がたくさんあいているマスチックローラーと呼ばれるものを使用して塗ります。
塗膜が分厚い方が耐久性も高いので少しでも長持ちするためです。
乾燥する前に次の塗装をすると塗料が混ざってちゃんとそれぞれの機能を果たせるような塗膜を作れなくなります。
中塗りの様子はまた次回紹介します。
それでは見ていただきありがとうございました！
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