皆さんこんにちは、街の外壁塗装屋さん熊本店です。
今回は熊本市西区にて行ったモニエル瓦の屋根塗装と外壁塗装工事の仕上がりを紹介します。
非常にデザイン性に優れたモニエル瓦ですがメンテナンスには注意点がありますのでちゃんと理解している業者に依頼しましょう。
そして外壁にはフッ素樹脂塗料で非常に長持ちするように塗装しましたが、今回使用したフッ素樹脂塗料はただものではないですよ。
その説明と施工方法を早速見ていきましょう。
下塗り：ファインパーフェクトベスト強化シーラー
メーカー：日本ペイント
【主な特徴】
下地表面から中の隙間を埋めるように浸透し、下地を強固に補強します。
洋瓦からセメント瓦など幅広い屋根祖愛に対応。
上塗り：ファインパーフェクトベスト
メーカー：日本ペイント
【主な特徴】
ラジカル制御技術によりシリコングレードを超える耐候性を備えている塗料。
色も26色と豊富で作業性も良いためプロに選ばれています。
商品名：ファインパーフェクトシーラー
メーカー：日本ペイント
【主な特徴】
無機、有機、金属と幅広い下地に適応する高機能シーラー。高い付着性と浸透性が魅力。
商品名：ファイン４Ｆセラミック
メーカー：日本ペイント
【主な特徴】
一般的なフッ素樹脂塗料と主成分が違い、それらと比べて優れた耐候性を備えています。
塗膜表面の親水性が高いため付着した汚れが雨と一緒に流れやすくなります。
モニエル瓦を塗装する際に注意点が合って、一つ目がスラリー層の徹底的除去です。
スラリー層とは瓦表面にできる防水層でこれが経年劣化で徐々に無くなっていくのですが塗り替えの際には完全に除去しないと塗装してもスラリー層と一緒に塗膜が剥がれてしまいます。
高圧洗浄だけでなくケレンも結構しっかりやらないと落ちないので手間はかかりますが絶対にやらなきゃいけない作業になります。
これをしたうえで今回は「
ファインパーフェクトベスト強化シーラー」を2回下塗りして、下地を強固に補強します。
その後乾燥させたら「
ファインパーフェクトベスト」を使って2回上塗りします。
便宜上1回目の上塗りは中塗りと呼ぶこともありますがどちらでも大丈夫です。
この塗料に使用されているラジカル制御技術は塗膜の劣化要因であるラジカルを抑制することで塗膜の劣化が低減されています。
そのため同じ価格帯であるシリコングレードの塗料よりも耐用年数が長く近年とてもお客様の間でも人気が出てきています。
続いては外壁の下塗りになります。
どの塗装でもいえるのですが塗装する際には下地にある程度塗料が吸われてしまうため付着性や浸透性に優れている下塗り塗料で仕上げ塗料の吸い込み防止を行います。
最後に仕上げとして「
ファイン４Fセラミック」を2回塗ります。
従来の
フッ素樹脂塗料の主成分は3フッ化塩化エチレンなのですがこれは紫外線に弱いという弱点を持っていました。
しかしファイン４Fセラミックは主成分が4フッ化エチレンでとても力強い結合力があるので耐用年数がさらに長くなっています。
期待耐用年数は15～20年となっています。
これでこちらのお客様のお家はかなり長い期間この奇麗な見た目を保つことができますし、汚れたとしてもとても落としやすくなりました。
この記事では日本ペイントの協力なフッ素塗料とモニエル瓦の塗装の注意点について説明しました。
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