古い目地のコーキングの撤去を行います。
ハットジョイナーが入っていない場所もあり、三面接着となっていました。
外壁下地と両サイドのサイディングに目地がしっかり接着しており、目地の撤去が思うように進みません。
専用のカッターで切れ目を入れて、ペンチで取って行きます。
こちらはコーキング材の裏にハットジョイナーがあります。
二面接着となっていた為、古い目地のコーキングの撤去もスムーズに行えます。
目地の古いコーキングを撤去が完了したら、プライマーを塗布していきます。
プライマーを塗布することにより、コーキング材と下地との密着性を高めます。
このひと手間でキレイな仕上がりに繋がります。
軒天のコーキング施工箇所になります。
ケイカル板が大きく欠けた箇所も一緒にコーキングを施工します。
裏に下地がなく、このままではコーキングの打設が出来ないので、バックアップ材を入れます。
これでコーキングが際限なくケイカル板の裏に入る事がなく、コーキングの充填が出来ます。
サッシ廻りはプライマーを塗布してから、増し打ちします。
サッシ廻りはシーリング材の完全な撤去が難しい事や、無理に撤去作業を行い、周辺部材を痛める可能性があります。また、撤去作業を行う事でサッシのフィンについている防水テープを破断させるなど、二次被害を誘発させる恐れがあります。
サッシ廻りは目地と比べると、サッシ自体が金属なので動きが少なく、増し打ちしたほうが止水機能として適していると、いう判断となります。
コーキング材の充填の次は、ならしヘラでしっかり押さえていきます。
サイディングの形に添って押さえる事により、仕上げの見た目にも変わります。
養生テープを取ったら、シーリング工事の完成となります。
キレイな仕上がりとなりました。
これでサッシ廻りや目地からの水の侵入は防げますので、安心ですね。
記事内に記載されている金額は2024年08月06日時点での費用となります。
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