サイディング外壁の塗装を考えたときに、「今の外壁のデザインが気に入っているので、できれば外壁塗装で元のデザインを塗りつぶしたくない」とお考えの方もいらっしゃるかと思います。
そのような方のためにあるのがこのクリヤー塗装になります。
クリヤー塗装とは文字通り透明な塗料で塗装を行うことで、外壁材そのもののデザインや風合いを活かすことができます。
ただし、外壁の材質や劣化の進行状態によっては使うことができないこともあるため注意が必要です。
クリヤー塗装とは、顔料を含まない下地が透けて見える無色透明な塗料を使用した塗装のことです。クリヤー塗装は、主に「外壁の保護」を目的として行いますので、「見た目を変えたい」という場合では使用せずに外壁のデザインを残すためにクリヤー塗装を選択します。
クリヤー塗装のメリット
クリヤー塗装を行うメリットとして以下の3つが挙げられます。
①外壁のデザイン性を保てる
近年では外壁デザインにこだわった住宅も多く、意匠を保ちつつ塗装を行いたいというケースが増えています。クリヤー塗装は無色透明のため、外壁の色や柄を生かしたまま塗装ができます。外壁を塗りつぶすことなく塗装を行いたい場合は、クリヤー塗装を行うのがおすすめです。
②外壁にツヤが出る
クリヤー塗料は無色透明なため外壁に光沢を与えられます。光沢感にも種類があり、ピカピカとした光沢を与える「ツヤ有り」、控えめな光沢の「3分ツヤ有り」、光沢を与えない「ツヤ消し」などがあり、希望に応じて選べます。
③外壁を保護する
塗料は外観を良くするだけでなく、外壁材の耐久性を高めたり劣化を起きにくくしたりする役割があります。同じクリヤー塗料でも製品によって耐用年数や費用に違いがあるので、ご希望に合わせて選びましょう。また、クリヤー塗装は顔料が含まれないので、チョーキングが発生することがありません。クリヤー塗装のデメリット
次にクリヤー塗装を行うデメリットについてですが、クリヤー塗装には相性の悪い外壁や、塗料の効果を発揮できない外壁など、
塗装することが適さないケースが多いです。
例えば、デザイン系のサイディングや
コンクリートはクリヤー塗装に適していますが、
光触媒などのコーティングされた素材や
金属系サイディングは密着性が悪く適していないので注意が必要です。その他にも劣化の著しい外壁には施工できないといった問題もあります。
次に塗装の流れについてご紹介いたします。
まず最初に高圧洗浄できれいにしてから塗装を行います。外壁塗装は通常、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本となっていますがこのクリヤー塗装は通常2回塗りと塗装の手間がすくないです。
今回は、クリヤー塗装がどういったものなのかについてご紹介させていただきました。
もし、クリヤー塗装について不明点等ございましたら、私たち街の外壁塗装やさんまでお気軽にお問い合わせください。また、クリヤー塗装に興味があるけど、ご自宅の外壁がクリヤー塗装できるかどうかわからないという方も無料で点検を行っておりますので、同様にご連絡ください。
記事内に記載されている金額は2022年08月28日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。