外壁に苔が目立つようになった――そんなご相談を多くいただくのが、リシン吹付仕上げの外壁です。
今回は、練馬区大泉学園町で実際に確認された外壁の様子から、「なぜリシン吹付は苔が生えやすいのか?」「どう対策すべきか?」を詳しく解説します。
リシン吹付仕上げとは?特徴とメリット・デメリット
リシン吹付仕上げとは、モルタル下地の外壁に骨材(砂や石など)を混ぜたリシン材を吹き付けて仕上げる工法です。
表面がザラザラとした質感で、落ち着いた風合いと通気性の良さが特徴です。
【メリット】
・デザイン性が高く、和風住宅や戸建住宅に多用される
・通気性が良く、下地が湿気にくい
・光の反射を抑え、落ち着いた外観になる
【デメリット】
・表面が凹凸しており、汚れや苔が付着しやすい
・高圧洗浄では落としにくく、手間がかかる
・経年で劣化し、ひび割れが生じやすい
その中でも、苔が生えやすいという悩みは非常に多く寄せられます。
練馬区大泉学園町の現場:リシン外壁に広がる苔の実態
以下の画像は、練馬区大泉学園町にある住宅で撮影された実際の様子です。

外壁と塀の隙間に湿気がたまりやすく、リシン仕上げの外壁表面には緑色の苔が広がっています。
特に北側や日陰になる箇所に集中しており、長期間放置すると苔が固着し、建材を傷める要因になります。


サッシ付近にも苔が広がり、美観だけでなく資産価値にも影響します。
苔の発生原因と環境要因
リシン吹付仕上げの外壁に苔が生える主な原因は以下の通りです
・表面の凹凸により水分が残りやすい
・通気性は良いが乾燥しにくい構造
・日当たりが悪い北面や隣家との距離が近い場所
・排水不良や湿気が多い地面の影響

上記のような環境的な要因と、リシンの性質が合わさることで、より苔が生えやすくなってしまうのです。
メンテナンスと対策方法
苔の発生を抑え、リシン外壁の寿命を延ばすには以下のようなメンテナンスが有効です。
1. 高圧洗浄と防カビ・防苔剤の塗布
・頑固な苔は高圧洗浄+バイオ洗浄で落とします
・防苔・防藻剤を塗布することで再発を防止
2. 定期的な外壁点検
・年に1回は外壁の苔の有無や劣化状況をチェック
・特に湿気がたまりやすい裏側は注意
3. 外壁塗装でコーティング
・通常のリシンの上から防汚性能の高い塗料で塗装するのもおすすめ
・弾性塗料や光触媒塗料で、苔が付きにくくなる効果あり
【街の外壁塗装やさん】が行う苔対策の施工事例
私たち【街の外壁塗装やさん】では、練馬区をはじめ東京都全域で外壁の苔や藻のトラブルに対応しております。
現地調査にて状態を確認し、最適な洗浄方法や塗装プランをご提案します。

リシン外壁であっても、専門的な知識と技術があれば美観を取り戻すことは十分可能です。
苔に悩むリシン外壁のお住まいには、プロの点検と早期対応がカギです。
ご相談はいつでも【街の外壁塗装やさん】へお気軽に!
記事内に記載されている金額は2025年06月17日時点での費用となります。
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