今回は稲沢市でひび割れが発生してしまったモルタル壁をラジカル制御塗料で外壁塗装しました!皆さんはモルタル壁をご存知でしょうか?今回はこのモルタル壁の塗装についてご紹介いたします。
モルタルとはセメント、砂、水を練り混ぜて作った建築材料のことを指します。
セメントと砂は重量比にして1:2~1:3の割合で配合されています。セメントと砂を混ぜ合わせるというと
コンクリートと同じですが、
この二つの大きな違いは、作るために配合する材料にあります。コンクリートは、モルタル同様セメントと水、骨材(セメントの硬化の際に起こる発熱や収縮を防ぐために混ぜる素材のこと)を混ぜて作られますが「セメント1:砂3:砂利6」の割合で混ぜ合わせたものを水で調整するのが定石です。後から水の量で調整するため、用途に応じて硬さが異なります。
モルタルは、モルタル外壁やタイルの下地材として使用されます。適度な柔軟性があり、柔らかい仕上がりになるため、モルタル外壁は高い人気があります。次にモルタルのメリットとデメリットについてご紹介いたします。
・つなぎ目がない
つなぎ目がないため、きれいで高級感のある見た目が特徴です。また、コーキングの必要がないため5年に1度を目安としたコーキングのメンテナンスが不要になり、手間が省けます。
・耐火性に優れる
モルタルはセメントと砂を混ぜ合わせたものですから不燃性が高く、火事でも延焼しにくいといった特徴があります。
・ひび割れが発生しやすい
モルタルはひび割れしやすいといったデメリットがあります。モルタルは熱や湿気により伸縮する為、それに追従できなくなった時にひび割れを起こします。ひびが入ってしまうと、入ったところに雨水やホコリが入るようになり、劣化していき雨漏りの原因になったりもします。きれいな状態を保つためには、定期的に補修や塗装といったメンテナンスが必要です。
・表面が汚れやすい
苔やカビ、汚れなどが付着しやすいといった問題もあります。理由として、外壁面がざらざらしているためです。苔やカビは日光が当たりづらいところや湿気がある環境を好みます。モルタル壁はざらざらしていることから水分の蒸発がしづらく、その分湿気を含みやすくなり、苔やカビ・汚れといったものが付着しやすくなります。
次に今回行った塗装についてご紹介いたします。
外壁塗装を行う前には高圧洗浄を行い汚れをしっかりと落とします。
今回のお客様のモルタルには目視で確認できるクラックがありましたので、この大きなクラックにはコーキング補修を行います。
モルタルのクラックは避けることが出来ませんが、このクラックをそのままにしておくと、デメリットの紹介で説明しましたように
雨などが徐々に内部
に入り込み、室内への雨漏りの原因になったり、最悪の場合外壁材を交換する必要が生じてきます。
塗料とモルタル外壁面の密着を高め、塗装後に長持ちするよう
シーラーと呼ばれる下塗り材を塗ります。
下塗りがしっかりと乾燥したら仕上げ用の塗料を塗っていきます。今回使用した塗料は
ラジカル制御型塗料です。
この塗料には様々な成分が入っていますが、ラジカル塗料の基本
ベースは
、アクリル樹脂系塗料・シリコン樹脂塗料です。
ラジカル塗料はコストパフォーマンスに優れており、さらに高耐候・高耐久・防カビ防藻・美しいツヤ感と色々な効果のある魅力的な塗料です。
綺麗に仕上がりました!
モルタル外壁のクラックは本当に怖いものです。
クラックの程度によっては深刻な劣化につながる恐れもあり、症状が進行してしまうと外壁塗装以外に補修費用がかかってしまいます。もしご自宅がモルタル外壁で状態が気になる方はお見積もり・外壁
診断
は無料ですので、是非私たち街の外壁塗装やさんまでご相談下さい。
記事内に記載されている金額は2023年05月26日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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