今回は名古屋市中村区で旧塗膜が劣化してしまったスレート屋根を塗り替えしました!今多くの住宅で使用されているスレート屋根は、意外と雨漏りとなる原因が多いことをご存知でしょうか?雨漏り対策の為にもしっかりとメンテナンスを行うようにしましょう!
今回塗装を行った
スレート屋根は
セメントと繊維質材料を混ぜ合わせて作られた屋根材のことで、
化粧スレートとも呼ばれております。
この材料を使用した屋根のことを屋根材メーカーごとにコロニアルやカラーベストと呼び方が色々ありますが、すべて同じものと考えていただいて問題ありません。
スレート屋根は
耐久年数は20~30年が目安とされていますが、新築から
10年前後でひび割れといった劣化症状が表れてくるので、10年前後がメンテナンス時期と推奨されています。スレート屋根は劣化することにより表面の撥水性が落ちてしまいます。そうなってしまうと屋根材自体が雨水を吸収してしまい、
屋根に苔や藻が付着してしまう恐れがあります!また吸水・乾燥を繰り返すと
屋根材が浮き・反りを起こしてしまう恐れがありますので屋根にダメージが蓄積する前にしっかりとメンテナンスを行いましょう!
次に今回行ったスレート屋根の塗装についてご紹介いたします。
塗装を始める前に
高圧洗浄で化粧スレートに付着した汚れや苔・藻をしっかり洗い流し塗装面を綺麗にします。その際に
コケの再発防止を考えている場合は、塗装前にバイオ洗浄がお勧めです。バイオ洗浄を行うことで格段にコケの発生率を下げることができます。
屋根板金のビスの打ち込みやジョイントのコーキング処理を行います。屋根板金は劣化してくると板金の釘が抜けたり浮いてくることがあります。
そこから雨水が侵入してしまう可能性がでてきますが、コーキングをやることによって、それを防ぐことができます。
次に棟板金を錆止め処理していきます。錆を落としたり、素材と塗料の密着を良くするためにサンドペーパーでケレン作業をしていきます。その後、錆が新たに発生しないように錆止めを塗布していきます。これは上塗り塗料との密着をよくする働きも兼ねています。
下準備が完了しましたら次に下塗りを行っていきます。下塗りにはシーラーと呼ばれる塗料を使用します。
シーラーはこの後の中塗り・上塗りで使用する塗料の密着率を上げる接着剤の役割があります。下塗りでは写真のように屋根が濡れ色の状態になるまでシーラーを塗ります。劣化してしまった屋根はシーラーをどんどん吸い込んでしまうのでしっかりと丁寧に塗ります。もしこの下塗りが弱い状態で上塗りを行ったとしても塗料劣化が早くなってしまいます。下塗りが完了したらしっかりと乾燥させます。
次に中塗りを行っていきます。下塗りのシーラーがしっかりと固まっているので塗料のノリがよく綺麗に塗ることが出来ます。ここでしっかりと色がついてくるため一気に屋根の印象が変わってきます!
最後に上塗り作業を行っていきます。中塗り・上塗りと同じ塗料で2回塗ることによりしっかりとした塗膜を作ることができます。
上塗りをしっかりと行い乾燥させれば完成になります!
綺麗に仕上がりました!
屋根塗装を行う際には足場仮設・飛散防止用のメッシュシート設置が必須です。決して安くない費用が掛かりますので、屋根塗装を行う際は外壁塗装等のメンテナンスもしっかり検討していきましょう。費用や塗料、施工方法に関して気になる方は私たち街の屋根やさんにご相談ください!
記事内に記載されている金額は2023年05月31日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。