今回は土台水切を塗り替えしていきます。
土台水切りは、建物の基礎や土台部分に取り付けられており、雨水の浸入を防ぐ重要な役割を果たしています。劣化すると色褪せやサビの発生、凹みや破損などの症状が現れることがあります。定期的な点検とメンテナンスが必要であり、劣化した場合は早めに塗装などのメンテナンスや修理や交換を行うことが重要です。また、水切りは建物を水分から守り、耐久性を高める役割も持っています。
塗装する前に下地処理していきます。まずケレン作業します。手工具によるケレンを第3種ケレンといいます。
第3種ケレンは、塗装面の汚れやほこりを取り除くために掃除を行ったり、塗装面に凹凸や傷がある場合には、サンドペーパーやパテなどを使用して修正を行います。また、塗装面に油分や水分が残っている場合には、適切な洗浄を行って表面を清潔にします。このような手作業による下地処理は、塗料の密着性や耐久性を向上させるために非常に重要です。具体的には、サンドペーパーを使用して表面を磨いたり、修正を行ったりすることで、塗料がより密着しやすくなり、塗装の仕上がりや耐用年数を向上させる効果があります。
下塗り工程では、必ず錆止め塗料を使用します。錆止め塗料には鉛や亜鉛などの成分が含まれており、酸素や水との接触を防ぐ強い皮膜を形成します。錆止め塗料は、錆の発生を防ぎ、鉄部の耐久性を高めるために重要な役割を果たします。一般的に、鉄部の下塗りには錆止め塗料が使われることが多いです。また、錆止め塗料の顔料が赤い色をしていることもありますが、その色は顔料の特性によるものです。
2液型溶剤シリコン樹脂塗料を使用する場合、特徴としては耐久性や耐候性が非常に高いことが挙げられます。これにより、鉄部の塗装を長期間保護することが可能です。施工方法としては、まず適切な下地処理を行い、塗料を均等に塗布します。その後、必要に応じて乾燥させ、中塗りと上塗りを行います。2液型の場合は、硬化剤を混ぜてから塗布する必要がありますので、注意が必要です。しっかりとした施工を行うことで、美しい仕上がりと高い耐久性を実現することができます。
記事内に記載されている金額は2024年03月27日時点での費用となります。
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