吹田市にある2階建て木造住宅の外壁塗装工事が始まっています。
通常、外壁塗装は「下塗り・中塗り・上塗り」の計3回塗りが基本ですが
今回は下地の状態から、かなり塗料の吸込みが激しいことが予想されるため
下塗りの前に「カチオンシーラー」を入れての計4回塗装になります。
足場架設~塗装の準備

足場架設終了

高圧洗浄中

養生

隣家の車にもカバーを
まずは足場を架設し高圧洗浄、養生を行いクラックの補修をします。
今回の現場では隣のお家との隙間がかなり狭く、駐車場も隣接しています。
こうした場合はお隣の方にも事前にご挨拶に伺い
事情を説明させていただきお隣の方の許可を得たら、
作業中に塗料が飛んで車が汚れてしまわないように、
お車にはカーシートを掛けさせていただきます。
勿論お車を使用する際はお声がけいただきシートを外させていただきます。
少しお手間を取らせてしまいますが、快く了承してくださり助かりました。
塗料の吸込みを抑制するカチオンシーラー

今回の現場では下塗りの前にこの水性カチオンシーラーを塗布します。
日本ペイントから出されている商品で、色は無色透明です。
現在既存の外壁がマイナスの力を持つ状態だとして、
通常使用している微弾性フィラーもマイナスの力を持っています。
下地の状態があまり良くない場合、塗料を非常に吸込みやすい傾向にあり
その為吸込みを抑制させるためにプラスの力を持つカチオンシーラーをかませます。
そうすることで磁石と同じ原理でマイナスとプラスで強く引き付け合い下地を保護し
更にはシーラーの上から塗る下塗り材ともしっかり密着してくれる効果があります。
下地(アニオンー)→シーラー(カチオン+)→微弾性フィラー(アニオンー)
カチオンやアニオンといった聞きなれない言葉については
下記コラムで詳しくご説明していますのでご覧ください(^^♪
シーラーをたっぷりムラなく塗っていきます


シーラーは無色透明な為写真では非常に見えにくいかもしれませんが
けちけちせず、たっぷりムラなくシーラーを塗布していきます。
本当に吸込みが激しい現場の場合、このシーラーを2回も3回も
塗らないと吸込みが収まらない場合もありそうした場合は使用する塗料の量も
倍近くなってしまうため、費用もかさんでしまいます・・・
そうならない為にも適切なタイミングで塗り替えを行いましょう!
微弾性フィラーで下塗り


シーラーを塗り終えたら、微弾性フィラーをしようして
パターンはなみがた模様を付けて塗装していきます。
下塗りの出来次第で仕上がりの見栄えが変わってくるため
丁寧な施工が求められます。刷毛とローラーを使って塗装します。
下塗りには日本ペイントのアンダーフィラー弾性エクセルを使用。
現在既に発生してるクラックの動きに追従しさらなる広がりを抑制させ
新しいクラックの発生も防ぐ、優秀な下地調整材です。
雨漏りの危険が高いエアコンスリーブ

エアコンの配線が壁を貫通して取り付けられています。
こうした場合壁と配線部分にパテで埋められていることがおおいですが
このパテも劣化し次第に密着力をなくしその隙間から雨水が侵入し
雨漏りしてしまったというケースは非常に多く注意が必要です。
防水処理をしっかりと行わなければ危険ですので良く確認しておきましょう!
台風が少し心配
少し他の現場よりも手間はかかっていますが、完成が楽しみです。
きっと見違えるような仕上がりになってくれると思います!
やりがいのある現場ですね!台風が来る前に終わればいいのですが、
足場解体はお盆明けになりそうなので様子を見ながら対応していきます!

こちらの現場は伊藤が担当しています!
どんな些細なこともお気軽にご相談ください♪
弊社では【点検、調査無料・お見積り無料】
契約しなくても現場調査費等は一切いただいておりません!
どんな些細なことでもお気軽にお問い合わせください。♪
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0120-920-841


記事内に記載されている金額は2019年09月21日時点での費用となります。
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