

お伺いした時の全体の写真です。
正面からみると平屋にも見えますが、奥側は2階建てです。
こうして見ると古い建物ではありますが、塗装ができない程には見えません。

屋根は瓦棒葺きで下屋もあります。
屋根も大分劣化していますね・・・
屋根は施主様も塗装ではなく葺き替えをお考えのご様子でした。
塗り替える前に外壁は一度撤去しなければなりません


ご覧の通り建物裏側にあたる面の外壁は酷い状態です。
かろうじて完全な剥落は免れていますが、時間の問題です。
裏側は60年間1度も塗り替えなどをしていないとのことでしたので
むしろ今この状態で保たれていることが凄いと言えるでしょう。
ですが一度一部が剥落したのかわかりませんが補修跡は確認できます。
通常は塗り替えの時に外壁を補修してその上から塗装するので
こんなに補修部分がハッキリわかることは少ないのですが、
補修だけして塗装しないと見栄えも悪く補修した部分の劣化も早くなります。


この写真でもほんの一部で、建物全体細かい部分まで重度な劣化状態です。
樋も60年間勤めを果たし、そろそろ世代交代した方がよさそうです。
塗替えと張り替えどちらがいいのか?
まず最初に施主様は外壁塗装をご希望とお伝えしましたが
弊社としては塗替えよりも張り替えをお勧めしたいところではあります。
【外壁の塗り替えと張り替え、外壁カバー工法、どちらがお得!?】
まず外壁塗装をする際に、このままの外壁を簡易的な補修で済ませるわけにはいかないので
モルタル外壁の内部にあるラス網も交換しなければならず、外壁を全面撤去します。
塗装を行う際にはラス網を張り直してからまた新しいモルタルを塗りつけて
新しい状態のモルタル外壁を造りその上から塗装することになります。
どちらにしろ既存外壁を撤去するという点を考えると、
また重く建物への負担も大きいモルタル外壁を作るよりは
軽量で断熱性も高い金属サイディングの外壁にした方が良いのではないか?
というお話になってきます。ですが近年、非常に多く耳にするお話の中に
「もうそんなに長くも住まないし、誰に相続するわけでもないのでお金をかける必要がない」
という、少し切ないような、説得力のあるお話を伺いました。
その為、見積書も外壁塗装で二種類(シリコン・ラジカル)作成し
プラスαで張り替えのお見積りも作成させていただきました。
ラジカル制御型塗料を使用した塗り替えと張り替えの場合の差額は
約70万程度違ってきますので決して安くはありません。
施主様の人生プランや今後のご予定などを考慮しながらお決めいただき
どちらの工事にしろ今後は快適に、そして安心して過ごして頂きたけるようにしたいです!

記事内に記載されている金額は2019年09月20日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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