大阪市平野区にある築42年木造住宅では大屋根の葺き替え・軒天の張替えと共に
下屋も全て葺き替えるための工事が進んでおりましたが、やっと下屋の葺き替えも終了。
これで予定していた工事は全て終了し、安全性も美観も大幅に向上しました!
↓ これまでの現場の様子は下記リンクからご覧ください ↓
こちら施工前の下屋の様子です。
コーキングの補修跡だらけで非常に見栄えも悪く安全性も心配な状態でした。
既存のカラーベストを撤去すると下地が姿を現します。
まだ生きている部分もあれば野地板もその下の垂木も腐っている箇所もあります。
下地が腐っている部分
このように下地が腐ってしまっている部分は作業するのも危険が伴います。
足を軽く置いただけでも抜ける可能性がある為、上からコンパネを置き
そのコンパネの上を歩くようにして作業をしていかなければなりません。
そしてこの腐った部分の垂木は全て撤去して新しい垂木を取り付けます。
新しい下地造り
新しい垂木を取り付けたらコンパネを張っていきます。
既存の野地板を撤去した部分にはコンパネを2枚重ねて高さを調整します。
コンパネはビスで固定していきますが、この時下の野地板が腐っていると
ビスが上手く打てずしっかりと固定されないので腐った野地板も交換する必要があります。
コンパネの後はルーフィングを貼って
その後はケラバ板金から取り付けていきます。
新しいカラーベストを配置していきます
(作業効率を上げるためです)
軒先から新しいカラーベストをはっていきます。
1枚のカラーベストに4本の釘で固定します。
カラーベストを張り終えた状態です。
カラーベストが張れたら次は棟の貫板を取り付けます。今回の下屋は大棟に加えて隅棟もあるので貫板の数も多く取り付ける棟板金の個数もいつもより少し多いです。
棟部分に板金を取り付けます。
棟板金もビスでしっかり固定します。
下屋と壁の取り合い部分には雨押え板金と呼ばれる板金を取り付けて、壁と下屋の隙間から雨水が内部に侵入するのを防ぎます。
こうして下屋の葺き替えも無事終了しました。
誰一人怪我することなく終えることが出来ました(^-^;
既存のカラーベストも新築時にはこれくらい
鮮やかな赤色だったかもわかりません。
42年間勤めを果たしてくれたので立派なものです。
軒天も全て張り替えたのでこの通りバッチリ仕上がっています。
大屋根も下屋も軒天も徹底的に工事したおかげでしばらくは
屋根からの雨漏りなどの心配もなくなり安心して過ごしていただけます!
工事総額はやはり総葺き替えもということもあり、
撤去したカラーベストはアスベストを含んでいるため処分費用も高く、
工事全体の金額も高くなってしまいました・・・
足場架設+大屋根葺き替え+下屋葺き替え+軒天張り替え+廃材処分
総額350万円で施工させていただきました。(樋も全て交換しています)
2006年より前のカラーベストは注意が必要
今現在屋根に使用されているカラーベスト(スレート)の多くは
もう既にアスベストを含んでいない物が大半を占めているかもしれませんが
2006年より前に施工したスレート屋根にはアスベストが含まれている可能性が高く
アスベストが含まれていた場合処分費用が高額になり工事総額も高くなります。
2006年より前の物全てというわけではありませんが、
特に2000年以前の物は高確率でアスベストが含まれているため、
葺き替えを検討している方はその辺りもしっかりと業者に確認した方が安心です。
工事着工後に「アスベストが含まれているから追加金がかかりますね」なんて
後から言われたのでは断る事も出来ず嫌な思いをするだけですので注意しましょう!
以上、こちらの現場は日野が責任を持ち担当させていただきました!
どんな些細なこともお気軽にご相談ください♪
弊社では【点検、調査無料・お見積り無料】
契約しなくても現場調査費等は一切いただいておりません!
どんな些細なことでもお気軽にお問い合わせください。♪
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記事内に記載されている金額は2019年11月30日時点での費用となります。
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