今回現場調査にお伺いしたのは淀川区に
ある築40年積水ハウス施工の3階建て住宅です。
1階部分がガレージで、2階~3階が
居住スペースとなっている立派な建物です。
これまで仕事が忙しく家のメンテナンスにまで
時間が回せずに築年数も40年を迎えてしまい
昨今頻発する、地震や台風などが心配で
今回は全体的に改修工事を行いたいとおっしゃられています。
建物全体の様子

北面(玄関側)の全観です。2階から3階部分はタイル張りになっています。劣化が目立つ部分も多く歩道側なので安全面も心配ですね。

西面(ガレージ側)の全観です。1階部分はガレージになっており、2階から3階が居住スペースです。鉄骨階段と鉄骨のバルコニーが取り付けられています。

建物東面です。こちらは隣の建物との間隔が狭いですね。足場の組み方を工夫しなければなりません。ただし、足場を組む際にはお隣の方の敷地をお借りしなければなりませんね。1階部分にトタンが後付けされており2から3階はモルタル外壁です。

建物南面です。こちらも隣の建物との間隔が狭いです。足場架設の際には東面同様にお隣様の敷地をお借りしなければなりません。さらにこちらの1階部分にもトタンが取り付けられています。足場を組むにも東側と南側は1階部分に踏板を入れるスペースはなさそうなので作業は少し難しいかもしれません。
タイル部分は外壁の張替えをご希望です

建物正面のタイル部分は施主様のご希望で張り替えを検討しています。
地震などでタイルが落ちるのが何よりも心配だとおっしゃられており
全てのタイルを剥がすとなると非常に手間もお金もかかってしまうため
今回はタイルの上から金属サイディングを張る方法をご提案しています。
一番の問題点は3階バルコニー

3階バルコニー土間裏

原因は内樋が関係しているのでは
全体的に劣化は進んでいるものの
こちら3階にあるバルコニーの土間裏の状態が非常に危険です。
更に今回の建物は樋の一部が建物内部に通されている建物です。
デザイン性を優先し樋を建物内部に通すこともあるのですが
この「内樋」あまりお勧めできない施工方法です。
樋が内部にあるということは簡単に樋の状態を見れませんし
メンテナンスも行えません、あげく樋が劣化していて雨水が漏れていたら
内部に直接流れていってしまうため非常に雨漏りリスクが高くなります。
今回3階バルコニーの様子を見られなかったのでまだ何とも言えませんが
バルコニーの床下に通っている樋から水が漏れている可能性も考えられます。
内樋を外樋にする工事も可能
先述した問題点などを改善するために内樋から外樋に替える工事も可能です。
もしお家が内樋の場合はこうした工事も考えてみるといいかもしれません。
どうしても見栄えをスッキリさせたい場合は内樋の方がいいかもしれませんが
建物の事を考えると樋は外に合った方が安心・安全と言えるでしょう。

こちらの現場は日野が調査させていただきました。
次の記事で屋上の様子などもご紹介させていただきます。
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記事内に記載されている金額は2019年11月29日時点での費用となります。
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