テントが5か所もある現場。


大阪市内の現場調査に伺いました。現場は増築部分を含めた3階建て住宅です。
ご覧のとおりテントが5か所ありますね。テントの出幅が大きいと足場架設に問題があるので、テントをどうするか施主様と相談が必要です。
貼り替えの場合は問題は無いのですが、脱着の場合は古くなっているテントは元どうりになるのか、いろいろ問題も有ります。
雨漏りも3か所あるとのお話も聞いていますので、雨漏りを止める事、テントの処理この2点が課題となりそうな現場です。
雨漏りしそうな場所。


この2か所も雨漏りしそうな部位ですね。足場架設後に詳しく点検の必要が有りますが、見る限りでは雨漏りしそうな感じがしますね。
特にこちらの住宅は3階部分が増築になっているので継ぎ目部分にどうしても不具合が出る場合が今まで他の現場でもよく見られます。
エアコンなどの配線の外壁貫通部分も雨漏りしやすい部位なので、防水処理がきちんと出来ているか、なども詳しく点検する必要が有ります。
外壁に付着した錆は落としてから塗装しょう。


建物の壁には様々な付帯物が付いています。取り付け金具の錆びが外壁に付着しています。
鉄錆びが外壁に付着し長年放置すると外壁の塗装の寿命にも影響を与えます、そして見栄えも悪くなります。
外壁塗装する前の高圧洗浄で錆が取れない場合は錆取り専用洗剤で除去します。
錆びの原因となっている鉄製の金具は取り替えをお勧めします。ステンレス製の金具に取り替える事を検討した方が将来的にはベストだと思います。
クラックは処理してから塗装しよう。

外壁にクラックが発生する原因は様々ですが、こちらの現場の場合は振動によるものだと思います。
立地的に国道の際に立っているので、大型車両の通行が多いのが影響しているのでしょう。
クラックも雨漏りの原因の一つと考えられるので塗装する前に防水処理をきちんとしなければなりません。
この部分のクラックは約0.5mm以上あると思われますので、Uカット・樹脂モルタルで処理します。
鉄板の腐蝕は取り替えしかない。

下から見ると出窓の枠部分の鉄板が腐蝕して穴が開いているように見えます。
鉄板は腐蝕して穴が開くと取り替えしか方法がありません。この部分も足場架設後に詳しく点検させて頂きます。
鉄板はへこみなどがあると、その部分に雨水が滞留し、湿気が常に残っているとその部分から腐蝕しやすくなるので要注意です。
増築の継ぎ目は要注意。

こちらの住宅は3階部分を増築してので継ぎ目部分からの雨漏りの可能性が高くなっています。
建物は継ぎ目が無いのがベストですが、増築の場合はどうしても継がないといけません。
無理をする場合もあるので2階と3階部分の継ぎ目を入念に調べる必要が有ります。
違和感のある色使い。

どういう訳か一か所のシヤッターだけが違和感が有ります。
建物は全体のバランスが大切ですから、一か所だけ奇抜な色使いは避けた方がいいでしょうね。
このシャッターは塗り直しさせて頂きます。
記事内に記載されている金額は2019年12月02日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。