足場を組むのにこの位置に波板があると足場を組めませんのでまず最初に波板を撤去していきます。フックで止まっているので簡単に外せます。この部分の波板は再利用せずに新しい物を用意して工事終了後に復旧します。
波板を外すと骨組みだけになりました。この状態にすれば隙間に足場を通して組んでいけるので問題ありません。青空が見える様になりました(^^♪いいお天気で気持ちがいいです。
波板の撤去が済んだら足場を組んでいきます。借家班と自宅班の２班に分かれて作業をしていきますのであっという間に終わりそうです。こちらが借家です。
こちらが自宅です。借家は２人掛かりで１時間程で終了。借家班の二人も自宅班に加わり作業していきます。９時ごろから作業を始めて休憩を挟んでも１３時までには全て終わりました。
屋根は借家も自宅も瓦で施工されています。ぱっと見はキレイに見えるかもしれませんが
実際に屋根に上ってみると瓦自体の劣化も漆喰の劣化も気になる点はありますね。
ひび割れが発生している瓦が複数枚ありました。屋根に上り瓦を踏んだ時もミシミシと嫌な音がしていたためソッと歩きましたがあまり歩き回ると重みで割れてしまう部分もあるかもしれません。築年数も４０～５０年は経過しているとのお話でしたので時期的に屋根の葺き替えも考えた方が良さそうですね。
漆喰もかなり劣化しておりところどころ隙間が出来始めています。漆喰の劣化は雨漏りに繋がりますので外壁塗装をする際に一緒に漆喰の詰め替えだけを検討されるお客様も多くいらっしゃいます。美観もかなり損なわれていますので漆喰を詰め直すだけでもかなり印象は変わると思います。
自宅の方の屋根はまた借家とは違う材質の瓦を使用しています。全体的に汚れは自宅の方が借家の屋根よりも目立つかなといった印象です。
ですが細かい組みていくと自宅の方の瓦にはひび割れや欠けなどは確認できませんので瓦の状態は借家の方が悪いと言えますね。使用している材料が違いますので当然の差ですね(^-^;
漆喰はご覧の通り真っ黒でかなり見栄えも悪く借家同様にボロボロと欠けている箇所が多くありました。
多分触ると簡単に崩れてきてしまうのであまり触らず写真だけ撮影しておきます。
あとは施主様にお写真を見せてどんな状態かだけを説明します。
やはりご自身ではあまり目にすることのない屋根の様子を見ると驚かれる方が多いです(^-^;
そして軒樋の点検も忘れずに行います。樋自体の破損や状態の確認は勿論ですが
軒樋には枯葉やゴミが溜まり水の流れを妨げている事が非常に多くあります。
その為ゴミが溜まっていないか、穴が開いていないかなど点検していきます。
枯葉やゴミが溜まっている場合は撤去しておきます。
足場がないと清掃することもできませんのでいい機会です。
今回はゴミなどは溜まっておらず綺麗な状態でしたので明日の洗浄だけで十分です！
今日はこんなところで作業終了です。
明日全体の洗浄を行い本格的な作業は明後日からスタートです！
弊社では【点検、調査無料・お見積り無料】
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記事内に記載されている金額は2020年01月09日時点での費用となります。
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