見過ごしそうな現場です。

東大阪市で外壁と屋根の塗装を行っています。写真をご覧の通り前の面が約1間しか見えてない住宅です。車で通っていても工事中の現場を見過ごすかもしれません。
大阪近辺の住宅は隣との間隔を最小限に抑えて建物を建てていますので、外壁塗装の職人も苦労しながら作業をしています。
狭いことを理由に手を抜くことなく、隅々まで完全に仕上げていかなくてはなりません。
コストパフォーマンスが高い工法を選ぶ。


サイディング板の接続部分はシーリング材で防水処理を行っています。シーリング材は一般的には10年で打ち換えの必要があります。
最近では高耐久性のシーリング材も出てきていますが、サイデイング板のグレードも考えながら、シーリング材を選定する必要があります。
どちらも足場が必要になるので、サイデイング板の塗装、目地のシーリング打ち換えを同時に施工したほうがコストが下がるので弊社では、そちらをお勧めしています。
シーリング材だけ高耐久性のものを使用しても外壁材が色あせてしまったら、バランスが取れません。そういう意味でシーリング材も自宅のサイデイング材がどの程度の耐久性があるのか業者によく調べてもらって、コストパフォーマンスが高い材料で施工することです。
サイデイング外壁においてシーリングは最も重要です。


サイデイング板はシーリング材によって成り立っていると言っても過言ではありません。シーリングが剥離すると雨漏りに直結するわけですからおろそかにはできません。
最近の新築住宅の外壁は約80%がサイデイングを採用しているといわれています。一言でいうとコストパフォーマンスがいいので採用する訳です。
私個人としては昔ながらのラス貼り、モルタル仕上げの外壁が好きですね。これも時代の流れですね。
モルタル外壁に比べるとサイデイング貼りの外壁は後々のメンテナンスにお金がかかるのが難点ですね。
意匠的にはサイデイングは優れているのでこれからも増々サイデイング貼りの建物が増えていきそうです。
ベランダに出る際は床の点検もお忘れなく。


よく見るとベランダの下部分になる天井部分にシミが見えます。どうやらベランダからの水漏れが原因と思われます。
足場仮設後に詳しく点検すると、雨漏りのシミなどを発見することがよくあります。今回の工事の中にはベランダ防水工事も含まれているので良かったです。
一般住宅において雨漏りの原因で一番多いのはベランダからの雨漏りです。ベランダは常に風雨にさらされているので劣化しやすく、ましてひび割れなどが発生していると雨漏りの原因になります。
普段ベランダに出る機会は多いと思いますので、出たついでに床にひび割れが発生していないか、その他異常はないか常に気に掛けることが、事前に雨漏りを防ぐコツだと思います。
屋根の無料点検実施中。


弊社では外壁塗装工事の際には足場を組むので、この機会に屋根の点検を無料で行っています。
今回の現場も屋根の点検を行った結果カラーベストの欠けているところが1か所見つかりました。
お客様には写真を提示し状況の説明をさせてもらいました。すぐには問題は発生しないと思われますが、欠けている1枚は貼り替えをお勧めしました。
カラーベストの場合一部の貼り替えも可能なため張り替えることになりました。{申し訳ありませんが実費はかかります。}
この機会に悪くなっているところはメンテナンスしておくことが建物の耐久性を高めることになります。

記事内に記載されている金額は2020年04月08日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。