屋根の遮熱塗料に付いてご紹介致します。
ハイスペックな遮熱塗料のサーモアイシリーズです。こちらのサーモアイは日本ペイントが作っている塗料になります。
サーモアイシリーズの種類は、
〇サーモアイ
〇サーモアイ4F
〇サーモアイSi
〇サーモアイUV
が対応標準色となっています。
■特徴
①塗膜トータルで反射性能を向上
従来の遮熱塗料は、上塗りのみの場合と中塗りと上塗りの場合が一般的でした。しかし、前者は反射性能を上塗りのみに頼ってしまうという問題点が・・・。後者は一工程増加する事で、コストや工期に負荷をかけてしまうという問題点がありました。
しかし日本ペイントでは、反射性能を有するシーラー・プライマーの開発に着手し、下塗りに遮熱技術を使用することで、従来と同工程で遮熱性能を向上させることに成功しました。上塗り塗料には新たな顔料技術「赤外線透過テクノロジー」を採用。上塗りの遮熱性能を向上させただけでなく、上塗り層で反射できない赤外線をなるべく吸収させずに、透過させることで、下塗りの遮熱効果を最大限に発揮します。
下塗り(反射性能)+上塗り(赤外線透過テクノロジー+反射性能のPower Up)=塗膜トータルで反射性能を向上
②シーラーの表面造膜性
シーラー・プライマー共に、造膜性を持ち反射性能を有する下塗り材を開発し、特にシーラーの造膜性は従来タイプの浸透形シーラーと比べ、付着力と表面固化性の双方で優れており、上塗りの仕上がり向上に貢献します。更に樹脂成分が吸い込まれやすい基材の場合でも、シーラーの造膜性が樹脂の吸い込みを抑制するため、上塗りの吸い込みが抑制され、十分な塗膜性能発揮が可能となりました。
造膜性+吸い込み抑制=性能を発揮し仕上がり向上に貢献
どれくらいの遮熱性があるのか、鉄板屋根に遮熱塗料(クールホワイト)と塗装し、屋根の表面温度を測定すると、最大約30℃も削減されていました!戸建て住宅でも電気代が最大27%削減されたとの結果が出ています。※削減量は建物や環境条件などで変わります。その事例の場所による削減実績で、同様の効果を保証するものではありません。
色の種類が豊富
★こちらの写真は紙に塗装をしていますので、実際の仕上がりとは多少異なります。
少し、見にくいかもしれませんが、「全=全日射反射率(%)、近=近赤外日射反射率(%)となっています。こちらの%が高い方が、遮熱効果を最大限に発揮できるとなっています。
記事内に記載されている金額は2021年02月16日時点での費用となります。
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