屋根材の劣化状況は・・・
◇屋根材の劣化状況は目視で確認
瓦やカラーベストなどスレート類の屋根材のひび割れや、ズレ、欠け、退色状況を目視で確認します。そして屋根に上がるためにスライド梯子を使用します。墜転落災害を起こさないように安全上の配慮が要求されます。スライド梯子で屋根に上がるのは結構怖いです(-_-)ただし、6寸勾配以上の屋根の場合には、労働安全衛生法により、屋根足場の設置が要求されますので、屋根に上がることはできません。
◇屋根材の板金は錆びていないか
屋根材の種類にもよりますが、端部や棟・隅棟・谷には、板金を用います。また見えない部分には、【捨て板金】として施工されています。板金も表から見えるところでは、1次防水になりますから完璧ではありませんが、板金施工のおかげで雨漏れにくくなっています。亜鉛メッキなどの防錆処理のされた鋼板でも、長期間のうちに雨水・紫外線による劣化がおこります。屋根の上は、点検が難しいため異常には気が付きにくい場所でもあります。なかには、相当の錆が始まっている場合もあります。亜鉛メッキされた鋼板であれば、亜鉛特有の現象として、【犠牲防食】があります。表面の亜鉛が錆びることにより、内部の鉄を錆から守るのです。この作用により、かなりの耐久性が確保されます。表面の錆を放置して更にひどくなると、内部の鉄に錆が始まります。そのまま放置すると進行する一方です。
◇塗装の目安は10年
メンテナンスの間隔の目安は、やはり10年です。10年という一区切りの時期に、外部の屋根・外壁をまとめて1回の足場で一通りの点検並びにメンテナンス工事を実施することで
建物の延命を図る事が可能です。20年目にも同様の工事を行い30年目には取り替えるというのが標準です。メンテナンスをメンテナンスを行わない場合、【30年住宅】で終わる可能性が高くなります。メンテナンスによる建物の延命は、1年あたりのイニシャルコストを大きく引き下げる事になり大きいメリットになります。
瓦やカラーベストなどスレート類の屋根材のひび割れや、ズレ、欠け、退色状況を目視で確認します。そして屋根に上がるためにスライド梯子を使用します。墜転落災害を起こさないように安全上の配慮が要求されます。スライド梯子で屋根に上がるのは結構怖いです(-_-)ただし、6寸勾配以上の屋根の場合には、労働安全衛生法により、屋根足場の設置が要求されますので、屋根に上がることはできません。
◇屋根材の板金は錆びていないか
屋根材の種類にもよりますが、端部や棟・隅棟・谷には、板金を用います。また見えない部分には、【捨て板金】として施工されています。板金も表から見えるところでは、1次防水になりますから完璧ではありませんが、板金施工のおかげで雨漏れにくくなっています。亜鉛メッキなどの防錆処理のされた鋼板でも、長期間のうちに雨水・紫外線による劣化がおこります。屋根の上は、点検が難しいため異常には気が付きにくい場所でもあります。なかには、相当の錆が始まっている場合もあります。亜鉛メッキされた鋼板であれば、亜鉛特有の現象として、【犠牲防食】があります。表面の亜鉛が錆びることにより、内部の鉄を錆から守るのです。この作用により、かなりの耐久性が確保されます。表面の錆を放置して更にひどくなると、内部の鉄に錆が始まります。そのまま放置すると進行する一方です。
◇塗装の目安は10年
メンテナンスの間隔の目安は、やはり10年です。10年という一区切りの時期に、外部の屋根・外壁をまとめて1回の足場で一通りの点検並びにメンテナンス工事を実施することで
建物の延命を図る事が可能です。20年目にも同様の工事を行い30年目には取り替えるというのが標準です。メンテナンスをメンテナンスを行わない場合、【30年住宅】で終わる可能性が高くなります。メンテナンスによる建物の延命は、1年あたりのイニシャルコストを大きく引き下げる事になり大きいメリットになります。
屋根の種類と点検目安~こんな症状には注意が必要~
スレート系(カラーベスト)
代表的な屋根の一つです。石質の薄い板を使用しています。劣化すると表面の割れや反りかえりなど、屋根面の接合部の下地の腐食、板金を止めている釘の浮きが起こり始めます。10年以上経つと汚れや苔が付いたり、色褪せも目立つようになってきます。スレート系の色あせは、赤信号です。天井裏のシミなどは屋根が傷んでいる証拠です。割れは、色褪せが更に劣化するとひび割れや破損に繋がります。苔やカビが生えている屋根を目にしますが、これが割れの原因になります。スレート屋根の劣化を放置し、そこに力が加わると割れてしまいそこから雨漏りが発生してしまいます。スレート(カラーベスト)の点検の目安は8年頃を目安にすると良いでしょう。
セメント系
セメント瓦とは、セメントと川砂を1対2~3の割合で混ぜたモルタルを型にいれて形成し塗装したものを言います。紫外線・風雨・湿度変化などで塗膜の劣化が進行すると、素材のセメントの劣化も早くなるので、脆くなる前に定期鉄器なメンテナンスをお勧めいたします。セメント系の屋根材は色あせを起こします。そのため定期的な塗装は必要となってきます。次にズレです。瓦がズレていると、建物の中に雨水が侵入しやすくなります。ズレを放置していると躯体を傷め建物の寿命を縮めてしまう事になります。次に塗膜が剥がれて表面に骨材が現れた状態は、脆く少しの力で割れてしまいます。ここが雨漏りの原因に繋がります。セメント系のメンテナンスの目安は、10年~15年で定期的なメンテナンスをお勧めいたします。
粘土系(瓦)
寿命が長く、色落ちが殆どない粘土瓦。汚れが酷い場合は、洗い流すか部分的に交換するかを検討します。ズレや浮きがあれば、瓦を固定している屋根面の接合部の漆喰が崩れている可能性があります。苔や雑草を放置すると根から雨水を屋根に引き込む原因になってしまいます。瓦の表面に細かいヒビが入った現象を貫入(かんにゅう)と言います。基材には問題はありません。あと漆喰が剥がれ瓦が固定されていたい状態は、少しの衝撃で瓦が落ちてしまう危険性があるので補修したほうが良いでしょう。点検目安は、10~20年程が目安です。
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記事内に記載されている金額は2023年03月15日時点での費用となります。
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