
外壁の3回塗りが終わり窓廻りの養生のビニールも取れました。外壁も綺麗に仕上がり10年は安心して暮らせますね。
外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りが基本になっています。乾燥時間もありますので1工程で1日かかる計算になります。
それまでの下準備もありますので外壁の塗装だけで6日間かかります。

木造住宅には窓の上には必ず庇があります。ほとんどが鉄板になっています、鉄板は劣化すると穴が開きますので
定期的にペンキを塗る必要があります。今回も綺麗にペンキで仕上げました。庇は雨や太陽熱を遮断する役目が
あり家にとっては大事な部分になります。屋根と同じくらい過酷な条件に曝されていますので劣化も激しい部位です。

樋が付いている板の部分を専門用語で鼻隠しといいます。木造住宅の場合は木材を使っていますので
この部分も定期的にペンキを塗る必要があります。木材もペンキが取れると腐蝕する恐れがあります。
腐蝕してしまったら取り替えしか方法が有りませんので早めの手入れが大事になってきます。

雨戸も劣化し変色していましたのでペンキを塗って仕上げました。雨戸も使う頻度や日当たりによって劣化状況が
大きく変わります。同じ家でも南側と北側では雨戸の劣化状況が変わります、太陽の紫外線の当たり方でこうも違って
くるんですね。雨戸は鉄板になりますので錆止めが必要です。

ベランダはウレタン防水で施工します。今日は下塗りのプライマーを塗布した所です。
明日から2工程目に入ります、ウレタン防水は工程ごとに乾燥時間を適切に取る事が重要になります。
乾燥が充分でなかったら膨れの原因になりますので仕様書通りの施工が求められます。

ベランダの手すりの上部は錆止めの状態になっています。ベランダ防水の為に内部へ入る際に傷や汚れが
着くので防水が終了してから手摺は仕上げます。工事は段取り8割と昔から言われるように先のことを計算
しながら作業していくことが肝心ですね。

下屋のしっくいが剥がれていましたので塗り替えました。瓦屋根にはしっくいが使われています。
下屋は壁との取り合い部分大屋根は棟部分に使われています。約20年前後で点検の上剥がれていたら
塗り替えをお勧めします。

外壁にテープが見えると思いますがこれは最後の工事完了点検の際に修正個所にテープで分かりやすく
指摘しています。このテープを見ながら職人が手直しををすることになっています。見落とさないように
テープで目立つようにマークを付けています。人間の目も完璧ではないので私は2周するようにしています。

この建物の東面はブロック塀との間隔が35cmしかありません、人間は横向きに蟹歩きしか出来ません。
大阪近郊では珍しくありません、人間が入れるところでしたらどんな所でも施工は可能です。

最終点検で外壁の穴を1か所発見しました。なんのための穴かよく分かりませんが雨が侵入する恐れが
有りますので塞ぐように指示しました。こうして家の周りを何周もしていると不具合な場所が何か所か出てきます。
出来る限り完璧な形でお客さに引き渡すことが出来ればうれしい限りです。
記事内に記載されている金額は2017年09月11日時点での費用となります。
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