前回は、ルーフィングを張り屋根材のスーパーガルテクトを設置していきました。今回は下地の貫板取付の様子から完成までをお届けいたします。
こちらは貫板を取り付けている様子になります。屋根工事の中で貫板は重要な部材になります。
〇貫板の役割〇・貫板はスレート屋根などで使用される棟板金を固定するための下地材です。
・棟板金は屋根の最上部で屋根の頂上部分を保護する役割を果たしています。
・貫板は棟板金を固定する土台となり、屋根の頂上部分から雨水が侵入しないようにします。
・以前は木製の貫板が一般的でしたが最近では樹脂製のものが増えてきています。樹脂製は経年劣化しにくい特性があります。
〇貫板の劣化と対処〇・貫板は棟板金に覆われているため、雨風を直接受けることはありませんが、時間が経つと釘穴やビス穴から内部に雨水が侵入してしまいます。
・木製の貫板は水分によって腐食する可能性があるため定期的なメンテナンスが必要になります。
・劣化した貫板は棟板金の固定力を弱め、雨漏りの原因となってしまいます。
左の写真は棟板金を取り付けている様子になります。右側の写真は、換気棟を取り付けたところになります。写真上部の所です。換気棟は、屋根裏にこもりがちな湿気や熱気の排出および外気との入れ替えの為に屋根の棟に設けられている特殊な構造の換気装置です。一般的には屋根の頂部に取り付けられ、屋根の形状や機能を保持しつつ通気や排気を促進する役割を果たします。建物内に蓄積された湿気や汚れた空気を外部に排出し、新鮮な空気を取り入れることで、屋内の環境を快適に保つことができます。特に密閉された空間や暑い地域では、換気棟が十分な通気を提供し、熱や湿気のたまり場となることを防ぐ効果があります。
これで屋根葺き替え工事が完了しました!今回屋根の面積が105㎡ありました。工期はだいたい4日ほどで完了しております!
記事内に記載されている金額は2024年02月07日時点での費用となります。
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