
池田市のK様ビルにて外壁塗装工事を行っていますが、前日に続き本日もシーリング工事を行っていきます。前回の記事ではALC外壁のシーリング「増し打ち」工事をご紹介しましたが、本日は、シーリング「打ち替え」工事を紹介していきたいと思います。まず写真にあります正面部分は「ネオパリエ」という材質の外壁になります。あまり見ない外壁のタイプですね。特徴としては、大理石よりも固く、大理石よりも軽量ということで加工がしやすくまたメンテナンスがほとんどいらないのも特徴になります。しかし、ネオパリエの目地部分はシーリングになりますのでこの部分だけは定期的なメンテナンスを行う必要があります。

わかりやすい写真がありませんでしたがこの黒い部分がシーリングです。


今回のシーリング工事は前回のシーリング工事と違い「打ち替え」という工法で行っていきます。まずは既存の古いシーリング材をカッターなどですべて撤去していきます。前回の工事からかなり年数が経過していますのでかなり撤去に時間がかかりそうですね。

既存の古いシーリング材を撤去した後です。中にある白いバックアップ材が見えますね。これで撤去したというのが一目でわかります。思いのほか撤去作業に時間がかかり時間もお昼が過ぎてしまいました。シーリングのm数も90mとそこまで多くはないのですが劣化が激しいために撤去しにくく時間がかかってしまいましたね。

撤去後は養生作業を行っていきます。ネオパリエ部分にシーリングが付着しないように、またシーリングを綺麗に仕上げるためにマスキングテープを貼っていきます。職人さんはこの作業に慣れていますので早いペースで養生作業を終えていきました。養生後はシーリングの接着を強くするためにプライマーを塗布します。

今回の使用材料になりますが、サンライズ株式会社の「SRシール H100」という材料を使用します。お客様の強いご要望により、シーリング材には強い耐久性と強い密着性をご希望との事でしたのでこの製品を使用することになりました。特徴として、従来のシーリング製品よりもはるかに密着耐久性に優れ、熱や光などの耐候性も抜群に優れていますのでその分メンテナンスの時期が従来のシーリング製品よりも倍以上違います。さらに目の前には交通量の多い道路もありますのである程度の揺れにもこのシーリング材は追従しますのでひび割れなどの劣化がしにくくもあります。従来の製品よりも値段はその分割高にはなりますがそれでも長期的な面を考えればこの「SRシール H100」はかなりコストパフォーマンスが良いですね。

撤去に時間がかかりましたのでシーリングの充填作業は明日に持ち越しになりました。本当は2日間でシーリング工事を完成させる予定ではありましたが撤去作業に時間がかかりましたので1日遅れの3日かけて作業をしていきたいと思います。次回はシーリングの充填作業をご紹介していきます。
記事内に記載されている金額は2018年01月30日時点での費用となります。
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