シーリング打ち替え工事

池田市のK様ビルで2日前からシーリング工事を行っていますが、3日目のシーリング工事をご紹介していきます。

前回の記事の工事のご紹介では、古いシーリングの撤去作業と養生作業、そしてプライマーの塗布まで終わっていますので本日はシーリングの充填を行っていきます。使用材料も前回の記事でご紹介しました高耐久、高耐候性シーリング材を使用しての充填作業になります。

シーリングの充填箇所は目地部分だけではなく、サッシ廻りにもあります。サッシ廻りからの雨漏りのケースも少なくありませんのでこの機会に同時に新しいシーリングに打ち替えていきます。

シーリングの充填が完了しました。充填後はヘラで平らに仕上げていきます。

ヘラでの均し作業が終われば後は養生のマスキングテープを外ししっかりと乾燥させれば完成になります。このマスキングテープを外す作業も一見簡単そうに見えますがそーっと外さないとシーリングの形が変わってしまいますので汚くなってしまいますのでテープを外す作業も意外に気が抜けません。
外壁のクラック処理


塀部分のシーリングも打ち替えを行っていきますがここで問題が発生しました。黒い部分の古いシーリングを撤去した際に上部のパネル1枚が落下しそうになりました。裏側を見てみるとかなり幅の大きいクラックがあります。


近くで確認してみるとかなり幅が大きいのが一目でわかりますね。このような状態で放置されていれば雨などが降った際には水が中に入りっぱなしの状態になりますのでそれで下地とパネルが剥離しかけていたのが原因かと思われます。幸いにも工事中前から落下することはなかったのがせめてもの救いでしたね。大事故にもつながりかねませんのでクラックも早急な対応が必要になります。

今回のクラックのような場合もシーリング材を使い分けなければいけません。1液型の変性シリコン系のシーリング材を使うことによりシーリングの充填後も塗装できるようになり、また弾力性のあるシーリング材を充填することによりある程度の揺れにも追従できるようになっています。

上から下までクラックがありましたので幅もある分かなりシーリングの量を使いましたがここまでの処置を行えば安心ですね。

あとはシーリング材が乾くまでマスキングテープでしっかりと固定していればこれで落下する心配はありませんね。シーリングと言っても部分によっては材料を使い分けていかなければいけませんのでその使い分けを上手く提案できるように日々勉強の毎日です。
シーリング工事の工程が全て終わりましたので後はシーリングの乾燥期間をしっかりと儲ければシーリング工事の完成になります。
記事内に記載されている金額は2018年02月01日時点での費用となります。
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