

今日からカラーベスト本体の取り付けを行っていきます。まずは、裏面の屋根から施工しています。勾配がきついので屋根材が滑り落ちないように気を付けながらの作業になります。
こちらの面には鳩小屋が有りますので、入隅や出隅が有る為施工に時間が掛かります。カラーベストは軽量で瓦の約1/2 という軽量設計で、万が一の地震の際にも、建物の揺れを軽減することができます。
阪神大震災以降、地震に対してのメリットが大きいという事で、採用される業者も多く、耐火認定も取得している優れた屋根材です。
ただ、デメリットとしては日本瓦に比べると耐久年数が短くて、15年~20年で塗装が剥がれるので美観上上塗り塗装が必要になります。比較的コストも低く抑えられるので、需要が伸びています。


カラーベストを止めるのは、釘とビスの2種類が有ります。今回は下地が耐火ボードになっているのでビスで止めていきます。カラーベスト1枚に付き4か所止めます。木造住宅の場合は下地が木下地が使われていますので、釘止めになります。
下地の種類によって、釘やビスを使い分けて施工します。これで万が一の地震の際にも瓦が落下する事も無くなり、被害の軽減に繋がります。日本瓦と比較した場合劣る面もありますが、地震対策を第一に考えるとカラーベストでの施工は正解だと思います。


鳩小屋廻りの入隅部分にカラーベスト貼りを行っています。屋根材を切ったり角をカットしたりと、手間が掛かる作業ですが手早くこなしていきます。
カラーベスト本体を貼り終わると、壁との取り合い部分にガルバリウム鋼板製の、水切を取り付けて完了になります。鳩小屋廻りは一番雨漏りの多い部位でもあるので、確実で丁寧な施工が求められます。


カラーベスト工事には板金工事が必要です。棟部分と破風部分の水切りに板金工事が必要です。材質はガリバリウム鋼板を使用します。
ガルバリウム鋼板とは、アルミ55%亜鉛43.4%シリコン1.6%の構成によるアルミ亜鉛合金めっき鋼板です。錆に強く耐久性があり、画期的な鋼板です。コストの面でも大きな負担になる事もないので需要を大きく伸ばしています。
屋根は常に過酷な環境に曝されている所なので、錆に強く耐久性の高い材質が求められます。その観点から見た場合消費者側から見れば、非常に有り難い鋼板と言えます。

これはカラーベストを切断するカッターです。今回もよく活躍してくれました。屋根材の半端部分や角部分のカットなどいろんな形にカットする場合に使用します。便利な道具のおかげで作業もスムーズに進みます。
記事内に記載されている金額は2018年04月19日時点での費用となります。
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