

高槻市の屋根葺き替え工事の現場は片面のカラーベスト貼りが鳩小屋を残して完了しました。勾配がきついので職人も悪戦苦闘しながら作業をしています。この調子では当初の工期よりも伸びそうです。
工期の設定はある程度余裕をもっていますので、想定の範囲内では完了しそうです。後は天気次第ですが、予報では当面いい天気が続きそうなので安心です。
屋根工事にはもってこいの時期になりましたが、この時期になると工事が集中するので、職人の確保に苦労します。ひまな時期と忙しい時期が大きく分かれるので、毎年頭が痛いですね。うまく平均に受注できないかと悩みますが、無理でしょうね。


鳩小屋廻りの施工には雨漏り対策を考え確実で丁寧な施工が求められます。鳩小屋の屋根部分には谷樋が設けられていますが、複雑な形状になるほど雨漏りの確率が増すので気を付ける必要があります。
木造住宅の鳩小屋は換気と明かり取りの目的で設けられています。ビルなどの鳩小屋とは少し用途が違ってきます。ロフトがある住宅にはよく設けられています。
鳩小屋を別名ドーマーとも言います。本来ドーマーはヨーロッパの住宅ではよく見かけます。デザイン的に良いという事で日本でも採用する場合が増えてきています。
メリットとしては、採光が取れる、換気が取れるという事が挙げられます。その反面デメリットも沢山ありますのでその点も考慮する必要が有ります。デメリットとして挙げられるのは、雨漏りの可能性が高い、直射日光を浴びるので室内が熱い、手入れがしずらい、屋根に太陽光パネルが付けられない、などがあります。


今日から北面のカラーベスト貼りを行っています。昨日で屋根の半分が完了しましたので残りの半分をこれから施工していきます。
カラーベストは工場で塗装されたものです。最近は塗装の技術も進み太陽光に当たっても劣化しにくい塗装が施された商品が出てきています。もう少し進化すれば30年間塗装なしでいける物も出てくるかもしれませんね。
遮熱用のカラーベストも最近開発されています。太陽光を反射し室内の温度上昇を抑える屋根材として採用されるケースも増えてきています。


屋根の端部分にも水切りの鉄板を取り付けます。この部分を専門用語でケラバと言います。建築の場合専門用語が多いので、当初は言葉を覚えるだけで苦労しました。
足場用ジャッキの下も当然施工しなくてはなりませんが、ジャッキですから上に上がるように設定されていますので、難なく貼れるようになっています。いろんな部材で建築工事は成り立っています。
記事内に記載されている金額は2018年04月20日時点での費用となります。
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