

高槻市で施工中の屋根葺き替え工事は北面のカラーベスト貼りも完了し、残りは棟板金工事と鳩小屋廻りの仕上げのみになりました。
あと、1日あれば完工できます。今日も最後の追い込みをしています。天気がいいので暑くなり、職人も少しバテ気味になっています。それにしても、屋根の上は暑いですね。
棟部分やケラバ(屋根の端部)の板金工事はガルバリウム鋼板を使用します。昔のブリキ板と違って、品質が格段に向上し錆に強く、耐久性もよくなり長期間メンテナンスフリーでいけるのがうれしいですね。


棟板金の下地を取り付けています。下地はㇴキ板と呼ばれる木下地を取り付けて、その上にガルバリウム鋼板を釘止めします。棟付近からの雨漏りが多いので適切な工法で施工する必要が有ります。
台風などの被害で一番多いのが、この棟板金が飛ばされるという被害です。年数の経過と共に取り付けている釘が劣化し、風の影響を受けて飛ばされる事例が多々あります。
棟板金下地のヌキ板は木製の為、太陽熱の影響を受けやすく、年数の経過で強度も弱くなり釘が効かなくなる場合が有ります。最近では劣化しにくい樹脂性のヌキ材も開発されていますので、丈夫で長持ちする物を使う事も大事です。
台風の影響を一番受けやすい棟板金をもう一度見直し、業者と相談しながら良い工法は取り入れて被害を最小限にとどめるようにしなければなりません。その為にも定期的な点検が大事になります。


鳩小屋の外壁もカラーベスト仕上げになっています。カラーベストが外壁に使われる場合もよくあります。ウオール工法と呼ばれています。外壁に付帯物のテレビアンテナが付いていますので脱着の必要があり、施工に時間が掛かります。


最後に鳩小屋の屋根部分にカラーベストを貼っていきます。この部分にも棟板金が必要になりますので、台風時でも被害が出ないように、しっかりとした施工をしていきたいです。
屋根材は外壁材と比較すると、雨や紫外線が直接あたり、最も影響を受ける場所でもありますので、劣化する可能性が高く、メンテナンスの箇所としては最重要部位です。
常に気に留め台風の後や中規模の地震の後などには信頼できる業者に点検を依頼する事が大事です。雨漏りしてからでは遅いので自分の家は自分で守るという意識を持ちながら、日々生活する事も重要です。
記事内に記載されている金額は2018年04月22日時点での費用となります。
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