今回の現場です
建物の劣化状況は年数の割りには汚れもなくしっかりした状態です。少しチョーキング現象は出ています。さすが屋根はかなり退色してしている状態です。玄関の上の木製の鼻隠し部分が一部腐蝕しています。風雨がその部分はよく当たるのかもしれません。部分的に切り取って継ぎ足す予定です。この部分は下屋になります、大屋根部分は異常はないようです。こちらの建物は軒が約半間出ています。軒は広い方がいいですね。夏日差しを防止し外壁も風雨から守ります。良い面が沢山あります。
軒樋部分と雨戸
こちらは大屋根の軒樋です。樋の継ぎ目部分から雨水が漏れているようです。これはよくあるケースです。長年の風雨の影響で継ぎ目の接着剤がとれて隙間が出来ています。ここも部分的に交換になります。足場を架けた後、樋は全体的に点検した方がいいですね。樋にも寿命があります。30年位で交換するのがベストですね。雨戸も前回塗装したままです。一部剥がれが見られます、鉄部のペンキは外壁に比べると寿命が短いです鉄部、木部は5~6年で塗り替えを検討された方がいいと思います。鉄部・木部のペンキ塗りで足場を組むのはやや抵抗があるかもしれませんね。
屋根部分
こちらはカラーベスト屋根です。屋根は厳しい環境下のもとに置かれていますのでかなり劣化が進んでいます。今の所、雨漏りは有りませんが退色が目立ちます。屋根は建物の中でも一番痛みやすい場所なので早めのメンテナンスが重要です。屋根の塗装をする場合はタスペーサーという塗膜の詰まりを防止するものを差し込み、その後塗装します。右側は、ガレージの現在の写真です。アップゲートがついていましたが壊れています。新しくアップゲートの取り付けとカーポート屋根の取り付けを提案しました。ガレージに屋根が有る無しでは車の塗装の傷みが相当変わってきますので車の保護の観点からも付ける価値は有ります。カーポートも最近は種類も多くデザインも豊富になっています。かなり個性的なものもあり選ぶのが楽しいと思います。
タスペーサーとは
従来の「縁切」に代わり、「タスペーサー工法」があります。従来の「縁切」は、塗装工程の後に塗料が乾くのを待って、カッターや皮好きなどで行いますが、「タスペーサー」を用いたタスペーサー工法はの説明をしますと、まずタスペーサー01とタスペーサー02があります。(タスペーサーの種類です)タスペーサー01の場合は塗装工程の前に屋根材と屋根材の重なっている部分に挿入し、適切な隙間と通気性を確保する為、塗装工程後の縁切作業の必要が合いません。タスペーサー02の場合は下塗り剤を塗装してから挿入します。この工法は、平板スレート 屋根の工事工程を短縮し費用を抑えることができます。
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記事内に記載されている金額は2023年12月12日時点での費用となります。
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