タイル改修は想定外の事が起こる。


既存のタイルが団子貼りになっているので深くまでモルタルが取れる為傷口が深くなってしまいます。深くなると下地調整のために左官屋さんの仕事が増える事になりコストアップに繋がります。
タイル工事は下地や建物の構造によって施工の手間が変わって来たり、思わぬ落とし穴があったりと、予想しないことが起こる場合があるので注意が必要です。
こちらの現場でも一部でタイルを斫っていくと下からタイルが出てきました。かさね貼りをしてある所が一部あり予想外のことでした。改修工事はやってみないとわからないですね。下からタイルが出てきても大きな影響はないのでほっとしています。
割れないタイルが有ればいいのに。


タイルの斫りで深くなった所をモルタルを塗って調整していきます。斫りは深く取れたり、下からタイルが出てきたり何が有るか予想が出来ません。
タイル改修のもう一つの問題点は既存タイルと同じものがほとんどないという事です。近似色のタイルを使う事になりますが、やはり違和感は隠せませんね。
タイルメーカーはタイルの一部補修は頭に無いようです。全面改修に超したことは無いのですが今回の様な思いがけない地震の場合は一部の補修で済ましたいのが一般的な考えです。
タイルは建材の中でも最も耐久性が高い材料ですが、地震には弱いという側面もあります。地震でも割れないタイルの開発は出来ないのでしょうか。
タイルの目地は底目地と塗り目地がある。


タイルを貼れる状態に下地を調整しタイルを貼ります。そして次に目地材を塗って完了となります。最終的に目地材の汚れが有るのでタイルの洗いが必要になります。それで完了となります。
タイルの目地は底目地仕上げと塗り目地仕上げがあります。底目地の場合は地震等の揺れでタイルが落下しやすいとデメリットが有りますので、どちらの工法で施工するのかよく検討する必要が有ります。
記事内に記載されている金額は2018年12月29日時点での費用となります。
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