

隣地と接近している場合は施工に注意。
吹田市で木造3階建て住宅の劣化状態の調査に伺がいました。築30年経過しており塗装歴は1回です。隣地とはかなり接近しているので施工には苦労しそうです。
前回塗装してから15年くらい経過しているそうです。一見して大きな劣化は見られないように思いますがこれから細部に亘り調査していきます。最近地震も有ったので気になる所です。


塗装工事に於いて下地造りは大事です。
外壁のクラックを自分でホームセンターでコーキング材を買ってきて施工したそうですが、使用しているコーキング材がシリコン系のものを使用されています。
シリコンコーキング材は塗料との密着性が悪いので外壁塗装の際には現状のコーキング材を剥がさないと塗装が出来ませんので、現状のシリコンコーキングを剥がす手間が必要になります。
塗装工事においては下地造りが最も重要な工程になるので、現状の外壁の状態を隅々まで把握せておくことは塗装する上では非常に大事なことです。


新しいクラックと古いクラックが混在。
割と新しいクラックが発生しています。おそらく6月に発生した北大阪地震での影響ではないかと思われる新しいクラックです。
建物の角部分に地震の影響を受けやすいのが特徴です。こちらの住宅は角の柱部分にクラックが多く発生しています。
サッシ廻りにもクラックが有りますが、この部分は以前からのもののようですね。建物にクラックが入りやすいのは主にサッシの角部分が最も多いと言われています。こちらの建物も例外ではないようです。


付帯物の撤去後は早めに処置しよう。
外壁にはいろんな付帯物が取り付けられていますが、何らかの理由で撤去した後の状態です。外壁に塗装がされていませんが、今回の工事できれいに塗装するので問題はありません。
建物の基礎部分にもクラックが入っていますがこの部分も要注意です。基礎部分から水分が浸入すると床下に湿気が滞留しシロアリ発生の原因にもなりかねませんので注意が必要です。


ベランダの下が部屋の場合要注意。
こちらの住宅にはベランダが3か所ありますが、防水状況は非常に悪い状態になっています。今の所雨漏りは無いそうですが、いつ雨漏りしてもおかしくない状態ですね。
住宅の場合雨漏りの原因で最も多いのがベランダからと言われています。ベランダ内でもドレンの劣化によるものが最も多く見られます。
弊社ではベランダ防水工事の際には改修用ドレンへの取り替えを推奨していますので詳しい事をお知りになりたい方は弊社までお問い合わせください。
特にベランダの下が部屋になっている場合は、雨漏りさせてしまうと内装工事のコストもかかるので要注意です。
記事内に記載されている金額は2018年08月15日時点での費用となります。
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