2軒同時に葺き替え工事が完了!

先日の地震による被害で2軒同時に屋根葺き替え工事をご依頼いただきました。
どちらも瓦屋根から軽量なカラーベスト葺きを選んでいただき、無事工事は完了!
色以外、勾配・方角・面積・形状がほぼ同じとリフォームでは中々巡り会えない状況に、以前から気になっていた「色の違いによる屋根の温度差」をどうしても調べたくなり、思い切って温度センサーを入手!(思いきるほどの金額ではありませんが)

対象物に接触しなくても赤外線で温度が測れる優れものです!
これは対象の温度以外に、周辺の湿度・気温・露点温度(結露する温度))などが測れる多機能タイプ!
カビが生えやすいかどうかも判断できるらしい・・・・・
機能には満足していますが、ちょっと失敗でした。。。。
屋外で液晶表示が見えない!!!!
屋根温度を計測!
では長年気になっていた、色の違いによる表面温度の違いを計測!
まずは深緑色(アイリッシュグリーン)から、、、、


気温は37.4℃、午前11時の計測です。
素肌が接触すると確実にやけどします!
出ました!「75.9℃」!!!!!
緑でこれですからブラックだと80℃を超えそうですね。
次は「シルバーホワイト」を計測。
単純に白に近いほど光線を反射するので、多少温度は違うと思いますがどれほどか。。。。


「62.9℃」!!
何と13℃も低いです! 色以外違いが無いのに、これほど差があるとは思いませんでした。
屋根材の施工中に職人さんが、「この白いのまぶしくて暑い!」と言っていたのを思い出しました。
それだけ熱を反射してるってことですね。
素材の違いによる温度はどうでしょう




カラーベストはセメント系の素材を圧縮して作られており、熱を蓄えやすい素材と言えます。
金属ではどうかと思い、棟に使われている薄鋼板も2色計測してみました。
結果は、
・シルバー 43.6℃
・グリーン 59.8℃
カラーベストよりも10℃以上低い結果となりました。 色による温度差も同じですね。
お隣りもちょっと計測させていただきました


お隣の瓦屋根は「54.2℃」
瓦は陶器です。陶器は熱くなりにくいのです。
熱い飲み物を陶器の湯呑みに入れても持てますが、コーヒーカップなどの磁器では熱くて持てないから取っ手が付いていますよね。
想定以上の差が出て、とても興味深かったです。
今度は屋根裏からも計測してみたいですね。
また、遮熱塗料・断熱塗料の効果も施工前後で計測することで体感していただけると思います。
ご興味のある方はご相談ください。
記事内に記載されている金額は2018年08月31日時点での費用となります。
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