

本日、箕面市にて外壁の現場調査を行ってきました。
雨漏りも見てほしいとのことだったのですが、その原因が恐らく屋根瓦でして屋根に上ることが今日はできなかったので、後日改めてお伺いさせていただき点検いたします。
こちらのお宅は昭和40年に建てられたそうで、1年半ほど前に購入した時から外壁のクラック(亀裂、ひび割れ)などがひどかったそうです。
特にひどかったのが、こちら写真の場所でした。かなり外壁が浮いてしまっていました。これは浮いている部分を落としてしまってから補修して、防水塗装を行います。
これからまた台風も来ますし、いつ地震が来るかもわからないので心配です。
クラックの幅が広い場所には。


お宅の周りをぐるりと回らせていただき点検を行いましたところ、多くのクラックが見受けられました。ほとんどのクラックの幅が0.5㍉を超えていたので、「Vカット」または「Uカット」を行います。クラックに沿ってVまたはUに溝を掘ることを言います。そうすることによってコーキング(気密性、防水性を高めるためのゴムみたいな材料)を奥まで行き届かせしっかり隙間を埋めます。そうやって処理を行ってから塗料の3回塗りを行います。
また、開口部の角から斜めにクラックができている所も多く見受けられました。こういったクラックを特に「開口クラック」と言います。地震の揺れなどで開口隅部が歪んでしまい、その影響でひび割れが現れてしまいます。こういった所は揺れの力が集まりやすいそうです。
これを機に気になるところは、、、。


この扉は表面が下から剥がれてきています。また、下に隙間ができてしまっていて、そこを発泡スチロールで応急処置を施している状態でした。仮に外壁の塗装工事を行ったとすると、こういった所がものすごく気になり始めますので、これを機に扉の取り換えなど気になるところは手をつけた方がいいのではないかな?と思います。
錆が目立っていました。

外部の手すりに錆が目立っていました。家を購入した時は塗装されていたそうなのですが、日当たりがいいからでしょうか、塗膜があちこち剥がれてしまっていました。
こういった鉄部には、ケレン→錆止め→ウレタン塗装になります。ここで重要になってくるのが「ケレン」という作業になります。
ケレンとは、ヤスリや電気工具を使用して錆やよごれ、旧塗膜を落とす作業になります。また、塗料との密着性を高めるため、表面を傷つける作業を「目粗し」と言います。一般的に目粗しもケレンに含まれています。
ケレンを行った後に錆止め塗装を行い、中塗り、上塗りを行いますが、ケレンが不十分のまま塗装を行ってしまうと、塗装後2~3年で剥がれてくる可能性があるので、ケレンはとても重要な作業になります。
記事内に記載されている金額は2018年09月02日時点での費用となります。
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