

環境のよい高台の和風住宅。
箕面市へ現場調査にお伺いしました。築50年の和風調の住宅でした。屋根は日本瓦外壁はモルタルリシン吹付になっています。
今年6月の北大阪地震の影響で外壁が大きく剥離し浮いている部分が相当ありました。築年数の古い住宅に今回の地震で被害が多く見受けられます。
この付近は高台になり見晴しの良い地域になります。箕面公園からも近く自然環境のよい所になります。今回の現場調査の施主様も環境が良いので1年半前にこの住宅を購入されてそうです。
購入時には内装工事は行ったそうで、外装は手を入れなかったようです。この機会に外壁と屋根の改修を検討されているとの事で現状調査依頼の連絡を頂きました。


トラブル回避には事前の説明が大切。
北面と西面にモルタル壁の浮き部分が約10㎡位の面積で発生しています。1階部分なので施工しやすい部位になります。
昔の建物は下地はバラ板の上に防水ルーフィング、ラス、モルタル塗りになっている場合がほとんどです。壁を撤去して見ないとわかりませんが下地をどこまで補修の必要があるのかが問題ですね。
バラ板まで腐蝕しているケースもあるのでその点をよく施主様に説明して了解を取っておくことが後々のトラブル回避に繋がります。


木造建築物は定期的に手入れする事で長持ちする。
勝手口に木製の古いドアが付いていますがめくれている部分が目立ちます。吹き降りの雨の場合ドアに雨が当たるので木製では長年の使用には耐えられないのも無理はありません。
耐久性の良いアルミ製のドアに取り替えを勧めます。
ベランダのパラペット部分の壁がモルタルで補修した跡が目立ちますがプロが施工したようには見えません。お客様が自分でやった仕事のようです。
この部分も塗装前には手を入れる必要があります。塗装後見た目に跡形が出ないようにする必要があるからです。
今回のようにお客様が素人なりにやると後々手間が余分にかかるので、最初の時点でプロに依頼する方が得策だと思います。
こちらの建物はおそらく40~50年経っていると思われますが定期的に手入れをしていけば木造建築物は相当な年数使えるので壊すことなくいつまでも住み続けてほしい物です。
記事内に記載されている金額は2018年12月29日時点での費用となります。
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