地震被害は屋根、壁の点検が必要。


豊中市で北大阪地震の被害調査を行っています。木造2階建て築40年くらい経過しています。
クラックの発生と欠損部が沢山見られます。屋根も気になる所ですが下から見る限りでは被害はなさそうです。
屋根は軽量瓦セキスイU瓦を使っていますね。この瓦は現在製造中止になっているので差し替えはは出来ません。クレームの多い瓦ですので注意が必要です。
下屋部分は確認できますね、経年劣化が著しいのが確認できます。瓦の上塗り剥がれて白くなっています。屋根の葺き替えを検討する必要が有ります。
建物は10年毎のメンテナンスは必須条件です。


地震特有の被害が出ています。地震の場合まず角柱に1番被害が出やすいという特徴があります。
角の柱部分のモルタルが剥離し中の柱が見えています。左官工事が必要になります。
地震の被害とは関係ないですが、木部の塗装が劣化が激しい状況です。全体的に手入れが行き届いていない感じです。木部のペンキ塗りは5~6年毎に塗るのが理想ですが難しい場合は最低10年で手入れが必須になります。こちらの建物は20年近く手入れがされていないようですね。
少しの費用でも耐震補強は可能です。


ひび割れは縦に割れる場合と横に割れる場合が有りますが、どちらかというと横割れの方が緊急性が高いです。雨水の影響を大きく受けますので長く放置すると落下の危険性があるので早めの対策が必要です。
外壁の地震による被害は大きく分けてヒビ割れ、モルタルの落下、建物のゆがみ等が挙げられますが補修内容によって費用も大きく変わります。
ひび割れやモルタルの落下などでしたら比較的安価で修理できますが、建物がゆがんだり、傾いた場合は費用的の負担は大きなものになります。
地震の多い日本では備えが大切になります、少しでも被害を軽減するために耐震補強工事も検討の余地はあると思います。全体的に施工すると費用が高くなるので部分的に補強するのも有りです。
何段階かに分けて長期的に計画して耐震補強していくのも可能ですので検討して見る必要が有ります。
その為に自分でもある程度知識を持つことが大事です。勉強しながら専門家に相談する方がより効果的な耐震補強が見つかると思います。弊社でも相談は可能ですのでご遠慮なく申し付け下さい。
記事内に記載されている金額は2018年11月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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