尼崎市で外壁塗装を行う現場で、シーリング工事が進んでおります。
こちらの建物の外壁がALCになりまして、継ぎ目にシーリングを打っています。
シーリングとは、水密性や気密性を目的として目地や隙間などに合成樹脂や合成ゴム製のペーストを充填することを言います。
ちなみにコーキングも同じです。
そのシーリングが劣化によってやせ細り、ひび割れが生じていました。
このまま放っておくと壁内部に雨水が侵入して内部が腐食してしまう恐れがありますので、新しく増し打ちを行います。
今回の現場の目地幅がかなり広いので、かなり時間がかかってしまいます。
シーリングを充填したら、ヘラで均して養生テープをはがしたらシーリング完了となります。
養生テープをはがすタイミングは、シーリング材が固まる前に行います。
シーリング材が固まってしまうと、養生テープがきれいにはがせなくなるので、要注意です。
この後、外壁と一緒にシーリングも塗装します。
シーリングも一緒に塗装しますと、紫外線や風雨から守ってくれ、劣化の進行を抑えてくれます。
そのため、シーリング材は「ノンブリードタイプ」を使用しております。
ノンブリードタイプとは、ブリード(可塑剤などの配合成分が表面ににじみ出ること。)を発生させない材料で、塗装を前提として使用する材料です。
シーリング工事が終わると、外壁塗装に取り掛かります。
塗装を行う前に、窓やドアといった塗らない部分に塗料が付着することを防ぐため、ビニールやテープなどで覆います。養生には塗料の付着を防止するだけでなく、塗らない部分と塗る部分、塗り分けする部分の境目の線を綺麗に出す役割も担っています。
この養生によっても仕上がりが違ってくるのです。
ドアを養生する場合、ドアノブや郵便受けの所には切り込みを入れて利用できるようにいたしますので、ご心配はいりません。
記事内に記載されている金額は2018年11月26日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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