地震の被害が大きい建物。


高槻市で6月に起きた北大阪地震の被害を大きく受けた鉄骨造3階建て住宅の被害調査を行っています。
地震が発生したのが6月でしたので半年してからの現場調査依頼です。お客様も地震発生直後は業者も忙しそうだからという理由で今まで放置していたそうです。
大きな建物で1階部分は貸ガレージにしています。1階部分は壁が無く柱だけの設計になっているため地震の影響を大きく受けやすい構造です。
塀は石材調の2段目地仕上げになっており、重厚な感じで見栄えがいいですね。これから建物全体の調査に入ります。
コーキング補修は見栄えが悪い。


コーキングでの補修跡が沢山ありますが塗装工事の際には形が出るので現状のコーキングを撤去する必要があります。
補修跡があると下地調整の手間が余分にかかるのでコスト的に高くつくので避けた方が無難です。お客様自身が補修したと思われます。
コーキングの補修跡は目立ちます。建物のイメージも悪くなるのであまりお勧めできません。応急処置としてやられていると思いますが、早めに全体のメンテナンスを検討する必要があります。
壁が少ない建物は地震に弱い。


こちらの建物の1階部分は貸駐車場として営業しています。1階部分は壁が少ない構造になっているので耐震性の観点から見るといいとは言えない建物です。
鉄骨柱部分にもクラックが入っており、柱に大きなダメージを受けています。構造上には影響は出ていないようですがコンクリート部分の補修は必要です。
鉄部は5~6年毎のメンテナンスが必要です。

建物にはいろんな付帯物が付いていますが、特に鉄部の錆びには気を付ける必要が有ります。鉄部は5~6年毎に塗装する必要があります。放置して腐蝕してしまうと取り替えしか選択肢が無くなりコスト的に高いものになってしまいます。
メンテナンス費用を節約したつもりでも結果的には高い買い物に付いてしまうので、定期的なメンテナンスは必須条件です。
記事内に記載されている金額は2018年12月22日時点での費用となります。
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